2022年8月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush.140』の前日計量&記者会見が、26日(金)都内にて13:00より行われた。
第6試合のKrushスーパー・バンタム級3分3R延長1Rで対戦する、小倉尚也(スクランブル渋谷)は54.9kg、岩尾力(POWER OF DREAM)は54.85kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で、再起不能と医者から通告されたバイク事故での大怪我から4年半ぶりに復帰する岩尾は「明日のために納得がいく練習が出来たので暴れるだけです」とコメント。小倉も「「明日のためにかなり準備はしてきました。僕も最近勝ち星という点で結果はついてきてないので、そこらへんの必死さが明日は出ると思いますので注目していてください」と、両者とも準備万端な様子。
計量で向かい合った印象を聞かれると、岩尾は「思ったよりちょっと小ちゃいなっていうのがあったんですけれど、明日の試合はこっちに向かってくる、勝ちに来ると思うので、それに応えられるように僕も倒しに行きたいと思います」、小倉は「目を合わせてみて非常に強い気持ちを感じたし、明日は自分の気持ちとのぶつかり合いだと思いますので、負けないように頑張りたいと思います」と、それぞれ話す。
岩尾は復帰戦前夜の心境を「4年半近くぶりの試合でブランクがあると思うんですけど、それを思わせないような対策をいっぱいしてきて、明日は絶対勝てると思う」と自信を漲らせる。その気持ちを迎え撃つ小倉は「4年ぶりなので正直、昔のデータとかもあまり参考にならないと思います。変わったところもかなりあると思うので、僕もある程度は覚悟を持って、気持ちでぶつかっていかなきゃなと腹を括ってきました。そこらへんの覚悟を見といてください」と、覚悟には覚悟を持って応えるとする。
そして岩尾は「明日のために準備は万全なので、いい試合が見せられると思う」とし、小倉は石川直生Krush Evangelistが冒頭で「明日のベストバウト候補になるんじゃないかと、とても楽しみにしていますと言ったことから「石川さんにベストバウトを期待されたのでその期待に応えられるように全力でぶつかります」と、期待に応えたいと締めくくった。