これからもリスクを背負って倒し合いの試合をしていくと宣言した鈴木真彦
2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪・第1競技場にて開催された『Cygame presents RISE WORLD SERIES OSAKA 2022』の一夜明け会見が、22日(月)大阪府内で行われた。
第13試合のSuper fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで植山征紀(龍生塾ファントム道場)と延長Rに及ぶ激闘を制したRISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)と、第12試合 Super fight!スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rでサンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEAM TEPPEN)を3R1分45秒、KOしたRISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)が出席。前夜の試合を振り返った。
鈴木は「昨日は王者の植山と最高の殴り合いが出来たと思っているけれど、これからも王者として守る試合じゃなくて攻める試合をしていこうと思っているので、楽しみにこれからも期待してください」と、評価も高い試合に満足げな笑み。
先制のダウンを奪われ、相手の攻撃も被弾する危ない場面があるなど、リスクの高い戦いであったが、今後もそういう試合を続けていきたいのかと聞かれた鈴木は「自分が憧れてきた背中がそうだったので。守るより攻める王者の方がカッコいいじゃないですか。一発もらっても当て返して勝てばいい。圧倒的にKOで、判定はいらないと思っているので…といって最近は判定ばかりですけれど(苦笑)。次はKOしたいですね」と、リスクは負っても常にKOを狙う試合をしていきたいと語った。
また、京谷祐希(山口道場)を2RでKOした同級4位の大森隆之介(EX ARES)に挑戦アピールされたことに対しては「僕はいつでも組まれればやります。名前を出されるのは好きじゃないので分からせてやろうと思いますね」と、いつでもやってやるという姿勢を示している。
大﨑は「試合前に1R KOで勝つと言っていて出来なかったんですけれど、倒しきることが出来て久々のKOだったので嬉しいと思います。次は防衛戦が決まりそうなのでそこへ向けて練習を再開して、圧倒して僕が53kgの王者だというところを見せます」と、気持ちはすでに初防衛戦へ向かっている様子。
その初防衛戦の相手には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」で優勝した風音(TEAM TEPPEN)が名乗りを上げ、前夜の試合後にもリング上でやり取りがあった。
大﨑は「風音選手はトーナメントで優勝していろいろな経験もしてきて強くなっていると思います。でも、僕も同じようにいろいろな経験をしているので、最初にやった時(2020年2月23日=大﨑が判定3-0で勝利)とそんなに差はない。やって普通に勝とうと思います」と、差は縮まっていないと語った。