「俺のファンはヒロキングを責めるのは辞めて欲しい」とメッセージを送った皇治(C)皇治チャンネル
2022年8月14日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場にて、「ABEMAスペシャルマッチ」として4回戦ボクサーのヒロキング(KWORLD3ボクシングジム)とボクシング形式で戦った皇治(TEAM ONE)。
この試合で、2Rにヒロキングが故意と見られても仕方がないバッティングを行ったことに対し、亀田興毅ファウンダーは16日に自身のSNSに『ABEMAスペシャルマッチ「皇治vsヒロキング」のバッティング問題について、観戦された一部の方々に不快な思いをさせた事を深くお詫び申し上げます。本企画は、プロボクシング公式戦「3150FIGHT vol.3」とは別枠のイベントであるとは故、配慮に欠けた行動をとったヒロキングに厳重注意を与えました』と投稿。
さらに「また、皇治選手からは、ヒロキングのリング上の振る舞いについて一部批判が起きていることを聞き、「何か自分に出来ることはないか」と心温まるエールも頂いております。今後このような事が起こらぬよう再発防止に尽力いたします」と綴った。
この亀田ファウンダーの投稿に対し、17日に皇治が自身のSNSにてアンサー。「ボクシング初挑戦。俺にはバッティングなんぞ効かん。せやから今回だけは大丈夫や♪頑張れヒロキング」と、今回だけは気にするなとヒロキングにメッセージを送った。
また、自身のYouTubeチャンネルでは、相手のパンチをかわす技術を見せたことに「バイトやから。バイトで殴られるわけにはいかへんやろ。本職やったら別に殴られてもさ、ボランティアで殴られてやってるけどさ、バイトでやで、そんな痛いおもいできへんから避けただけや。そういうことにしとけ」との皇治節。
(C)3150FIGHT
今回のテーマは「ボクサーよりボクシングをしよう」だったと言い、「それがギャップでおもしろいじゃん。振り回してやるのもそれはそれでおもしろいけれど、俺の性格上逆を行きたいからさ。だからボクサーよりボクシングをしようと思って。それが狙いやった」と打ち明ける。
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナの『超RIZIN』『RIZIN.38』出場については、「また榊原社長といろいろ話をするけれど、盛り上げられたらいいなと思うし、なんせ倒されたい。1回倒されたい。もちろん倒す競技やから俺は全力で倒さなあかんと思うし、強くなることは進化し続けなあかんと思うやんか。でも、1回倒れるヤツの気持ちを分かりたい」と、自分をKO出来る相手と戦いたいとした。
(C)3150FIGHT
その後はヒロキングとの試合についても語り、バッティングには「全然楽勝。俺には効かんから。皇治軍団も俺のファンも(ヒロキングを)責めて欲しくない。終わったことをグチグチ言うなと」「ルール以外のことをしたら悪いことは悪いけどさ、これからの選手やから温かく見守るのもあれやから。俺は騒がんとって欲しいな。温かく見守ってやって欲しいな。応援してやって欲しい」と、ファンにはヒロキングを責めるのはやめてもらいたいとメッセージを送った。