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2022年8月19日(金)にタイ・ラジャダムナンスタジアムで行われる『Ratchadamnoen World Series』で、ブアカーオ・バンチャメーク(=以前はポー.プラムック/タイ)と「エキシビションキックボクシングマッチ特別試合」で対戦する三浦孝太(BRAVE GYM)が8月17日(火)タイ・バンコクで会見に臨んだ。
『日出ずる国から来た、時代の新星・三浦孝太と初対決』と現地で報道された今回のエキシビションマッチ。
ブアカーオと対面し、ともに会見に出席した三浦は、「今日は皆さんありがとうございました。19日、ブアカーオ選手と最高のエキシビションマッチを届けるので、ぜひ、『孝太、頑張って』と応援してください」と挨拶。
すかさず会見場からは多くの女性ファンからの『孝太、頑張って』の日本語の応援の声が挙がった。
来て良かった pic.twitter.com/KAQnz5Rxvl
— 宮田和幸 (@miyataness3234) August 16, 2022
対面インタビューでは、ブアカーオは、18年ぶりにラジャダムナンスタジアムに戻って戦う機会について、「ムエタイというスポーツとこの戦いが、人々から多くの注目を集めていることを嬉しく誇りに思っています」と語り、三浦のとのエキシビションマッチについて、「体調は万全だったので心配していません。三浦孝太と戦う準備はできていますが、彼のハンサムさについては……私は戦いたくありません(笑)」と笑顔を見せた。
三浦は「ブアカーオ選手とエキシビションマッチをすることは信じられない。最初はラジャダムナンスタジアムで戦うなんてほんとうではないと思っていました。自分はキックボクシングをやったことがないのに、ブアカーオ選手のようなレジェンドに会えて嬉しいです。彼はあらゆる点で非常に優れたファイターです。しかし、いくつかの練習をしてきました。MMAファイターとしての強みを生かして、ブアカーオと一緒の舞台に適応できるように努めます」と語っている。
インスタグラムのフォロワーが「67.1万人」とエキシビションマッチを前に日々、増加を続ける三浦。ブアカーオとの会見の写真に、現地ファンからは「彼の顔を殴らないでください」という懇願のコメントとともに、「ブアカーオ、一生懸命戦って」「ブアカーオを怒らせないでね」という声など、多くのコメントが並んでいる。
同大会は、これまでのムエタイイベントの枠を超え、“ロケット・ラッパー”として知られる「Joey Boy」や「Kan Kho Club」など、タイのラップ業界のゴッドファーザーたちによるコンサートで締めくくられるという。
ブアカーオと三浦のエキシビションマッチ、さらに7月の「月間最高試合」に選出された福田海斗(キング・ムエ)とペットー・ファイタームエタイ(タイ)の再戦など、好カードが並ぶ同大会の模様は、現地では19日21時15分から、タイの「Workpoint TV Channel 23」などで生放送される予定だ。