世界最大のキックボクシング団体「GLORY」と日本のU-NEXTが配信パートナー契約を締結。8月21日(日)『GLORY 81』ドイツ大会から、全試合いライブ配信することをU-NEXTが15日、発表した。
「GLORY」は、2012年に設立され、ピーター・アーツやジェロム・レ・バンナら著名選手と契約。2022年には「RISE」との提携も発表。10月8日(日本時間9日)の『GLORY: COLLISION 4』オランダ大会では、バダ・ハリ(オランダ/モロッコ・37歳)vs.アリスター・オーフレイム(オランダ・42歳)のヘビー級同士の3度目対決(1勝1敗)も決定しており、大きな注目を集めている。
今回の配信パートナー契約で、U-NEXTは今後、GLORYが開催するNumbersシリーズ、Rivalsシリーズ、Collisionシリーズといった「GLORY Kickboxing」の全試合を継続して、独占ライブ配信していく。
また、『GLORY Kickboxing』の過去試合1,000エピソード以上や、1996年~2016年のK-1ワールドグランプリの試合も「近日より随時配信していく」(堤天心 社長)という。
ライブ配信第1弾となるのは、8月21日(日)にドイツで開催される『GLORY 81』となり、同大会には、現RISEライト級王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)がフェザー級(?65kg)に参戦。地元のデニス・ウォシク(ドイツ)と対戦する。
また、メインイベントでは、2013年の日本大会でピーター・アーツと対戦したヘビー級2位のジャマール・ベン・サディック(ベルギー)と、元K-1王者バダ・ハリと2020年12月に対戦しKO勝利を収めている同級5位のベンジャミン・アデグブイ(ルーマニア)との対戦が組まれるなど、全8試合がPPVではなく、「見放題」で生配信される。
今回のに配信パートナー契約について、GLORY取締役副会長スコット・ルドマン氏と、U-NEXT代表取締役社長 堤天心は以下のコメントを発表している。
■GLORY 取締役副会長 スコット・ルドマン氏「今週の日曜日からスタートします」
「U-NEXTは、2007年以来、先見性のあるリーダーシップを発揮し、日本を代表する動画配信・エンターテイメントプラットフォームを構築してきました。このたび、U-NEXTのサービスにGLORYのエキサイティングなイベントを追加することができ、大変嬉しく思っています。
GLORYは、2013年1月1日に開催されたヘビー級ワンナイト大会『GLORY 4』を皮切りに、日本における格闘技の新たなスタンダードとなる歴史を築いてきました。この新しいパートナーシップにより、日本のファンの皆様にGLORYの試合をより身近に感じていただけると思います。今週の日曜日、『GLORY 81』からスタートします。是非お楽しみください」
■U-NEXT 代表取締役社長 堤天心「1996年~2016年のK-1ワールドGPの試合も近日より随時配信」
「このたびU-NEXTが、世界最大のキックボクシング団体「GLORY」の国内配信パートナーとなったことを、大変光栄に思います。記念すべきライブ配信第1弾『GLORY 81』は、日本のキックボクシング団体RISE ライト級王者の直樹選手が参戦する見逃せない一戦です。今回の取り組みを通して、GLORYのトップ選手の活躍はもちろん、世界最高峰のエキサイティングな試合を生配信でお届けしていきますので、ぜひお楽しみください。
今後も日本の格闘技ファンの皆さまに向けて、さらなる熱をお届けできるよう取り組んでまいります。ぜひご期待ください。
さらに、U-NEXTでは『GLORY Kickboxing』の過去試合1,000エピソード以上や、1996年~2016年のK-1ワールドグランプリの試合を近日より随時配信していきます。U-NEXTとGLORYの新たな取り組みに、ぜひご期待ください」
◆GLORY 81
【配信時間】(日本時間)
<ライブ配信>2022年8月21日(日)2:00~/プレリム 3:00~/メイン
<見逃し配信>配信終了後、準備が整い次第~2022年9月20日(火)23:59
※9月21日(水)以降は見放題でアーカイブ配信化される。