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【K-1】KO勝ち与座優貴が目指すは朝久泰央が保持するライト級王座、そして世界の強豪と戦っていく選手

2022/08/12 20:08
 2022年8月11日(木)福岡国際センターで開催された『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の一夜明け会見が、12日(金)福岡市内で行われた。  第10試合のK-1ライト級3分3R延長1Rで、第6代Krushスーパー・ライト級王者の篠原悠人(DURGA)を2R1分14秒、KOした与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。前夜の試合を振り返った。 「篠原選手はライト級のトップ選手ということで、自分的には挑むって気持ちで挑んだんですけれど、いい勝ち方が出来てとりあえず一安心しています。試合映像を見返していいところと修正するところを自分なりにもう考えたのでさっそく修正・改善してまた次戦へ向けて練習していきたいと思っています」  試合については「最初の作戦では削って削って、3Rくらいで倒せればいいかなと思ってたんですけれど、思っていたよりカーフとか削る攻撃が効果的に入ったので、2Rに倒すことができました。あとはボディを狙ってくるかなと対策を立てていて、それにヒザを合わせるとか練習していて、その通りに出たのでよかったかなという感じですね」と、対策が上手くいったという。 (C)KPKB/渡邉大希 篠原のパンチについては「もらってみないと威力とか分からないところもあるので、始まって最初のワンツーで『いけるな』と判断して。あとは自分の蹴りの距離の微調整がちょっと長くなってしまったんですけれど、そこは今後修正していきたいなと思います」と、ブロックの上から受けてこれならいけると判断したようだ。  最近、KREST内で話題になっているという“与座キック”に関しては「あれは奥足への前蹴りっていうか、前蹴りを奥足に蹴るヤツです。痛いかなと思ってスパーでやっていたら、けっこうみんな痛がってくれて。それを使うようになったって感じですね」と、技の正体を明かす。 (C)KPKB/渡邉大希「あとカーフキックでKOって記事になってるんですけれど、最後は与座キックをフェイントにした、空手でいう“クイック”という技の応用で。空手のクイックはローキックからそのまま身体の流れでボディを打つんですけれど、僕はそれをアッパーに変えて、最後はアッパーで倒したって感じです」と説明。  与座キックとカーフキックを軸に「あとはヒザもたぶん一発入って、ボディも効いていたかなと。全体を通して削れていたかなという印象ですね」と、様々な蹴り技でダメージを与えていったとする。 (C)KPKB/渡邉大希 両腕ブロックして前へ出るのは、同門の野杁正明を参考にしたのかと聞かれると「参考にしまくっていますね。全部同じってわけではないんですけれど、正明さんのスタイルにプラスアルファ、自分の良さも入れて。自分は空手出身なのでそういう良さも活かしつつ、自分だけのスタイルを目指してやっているつもりです」と答えた。 (C)KPKB/渡邉大希 そして、会場にも来ていた朝久泰央とのタイトル戦については「ゴンナパー選手もいい勝ち方をしたんですけれど、直接対決では自分が朝久選手に勝っているので、先にやらせてほしいかなって気持ちは正直あります。チャンピオンになって一発目に自分がゴンナパー選手とだったら盛り上がるんじゃないかなって思います」とまずは自分とタイトルを懸けて戦ってほしいとし、「今後は、自分の試合の解説で佐藤嘉洋さんに『世界の強豪とやっていく選手』と言っていただいていたので、そういう選手になっていけるように頑張っていきます」と世界を迎え撃つ選手になりたいとした。 「朝久選手とやったのが2月で、もう6カ月くらい空いたんですけれど、昨日の試合で成長ぶりを見てもらえれば、勝てると思ってもらえるかなと思います」と、タイトル奪取に自信をのぞかせた。
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