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2022年8月7日(日)大阪・176boxにて『GRACHAN56』が開催された。
無差別級トーナメント1回戦が今大会から開幕。
“怪獣キラー”荒東は、プロMMA7戦無敗。この1年では、2021年8月に田馬場貴裕を1R、右フックからのパウンドでTKOに下すと、2021年12月に元チェコ柔道代表のラデックも1R KO。2022年5月の前戦では、今トーナメントにも出場する瓜田幸造に判定勝ち。
対する岡本は、2002年神戸発祥の打撃ありの着衣総合格闘技「J-DO」参戦経験を持ち、近年では「Wardog Cage Fight 12 x GRACHAN 27」でユン・ガンチョルに1R TKO勝ちも、コブラ会のエディ塚エディ男の左ストレートにTKO負けするなど4連敗中だ。
▼第7試合 GRACHAN無差別級トーナメント1回戦 5分2R延長1R
〇荒東 怪獣キラー 英貴(パラエストラ大阪)
[1R 3分10秒 TKO] ※パウンド
×岡本純一朗(JOKERS)
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローを当てる岡本は、右ミドルハイもガード上に当てて右フック、左ローも。ガードを上げながらじりじりと詰める荒東は、岡本の右ローをチェックし、前に。そこに右ストレートを当てる岡本。
押し戻し右ハイをガード上に当てる岡本。荒東は左インロー。岡本のワンツーをブロックし、右ローから前に。そこで細かい左右を突く岡本。
ワンツーで金網に詰めて、荒東の右手を引き手に左脇で挟み、右手は奥襟の首を抱えると、払い腰狙い。それを残して右で差して回してテイクダウンは荒東!
ハーフガードから背中を着かせると、左右のパウンド。さらに左鉄槌、パウンドを連打すると岡本は打たれるままに。レフェリーが間に入った。
試合後、荒東は「岡本選手、こんな体重デカい俺とやっていただきありがとうございました。僕、去年、ここで勝って、GRACHANのヘビー級を引っ張るって言ったんですけど、JAPAN MMAのヘビー級は僕が引っ張るで、皆さんもっとSNSでも何でもバシバシ拡散してください。一緒にRIZINへ行きましょう」と語った。
同トーナメントでは、9月4日の千葉大会僕(G・G幕張幕張ベイパークアリーナ)でケージで、瓜田幸造(掣圏会瓜田道場)vs.佐々木克義(GRORIA MMA GYM)、そして櫻井隆多(R-BLOOD)がラデック(AACC)と対戦する。