RIZINで活躍する矢地祐介(フリー)と、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者・拳王が互いのYouTubeチャンネルにてコラボした。
まず、矢地のチャンネルにて両者はMMAスパーリングで対決。拳王は「何かを得られると思うのでやってみたかった」と以前から興味を持っていたという。
拳王は3歳から日本拳法を始め、明治大学時代は2003年に史上最年少で第43回全日本拳法総合選手権大会で優勝。さらに2005年には第6回日本拳法フランス世界大会で優勝しているという強者。
スパーリングではシャープな打撃を見せて矢地と渡り合い、組み技では矢地に分があるものの、一度目のテイクダウンの後はなかなかテイクダウンを許さず矢地が「あれ? 動かない」という表情。スパーを終えると矢地は「今すぐMMAの世界へ! こんなの初めてやった人じゃないよ。打撃が綺麗だし、アグレッシブだし」と、拳王のポテンシャルを絶賛。拳王は「普段大体10~15分の試合をやってるんだけど全然違いますね。疲れますね」との感想を述べた。
続いて、MMAは矢地の土俵なので「チョップ対決」で再戦(この動画は後日公開されるとのこと)した後は、今度は拳王のチャンネルにて日本拳法で対決することに。
初めて日本拳法の防具を着けた矢地は「重い」とビックリ。簡単なルール説明を受けていざ勝負となると、やはり拳王が一枚も二枚も上手。あっという間に二本を奪われたが、矢地の申し出で三本目に突入した。ここで矢地は組み付くとリフトアップでテイクダウンを奪い、突きを決めて一本を奪う意地を見せた。
拳王は「本物は違う。本物の格闘家だろ、矢地祐介。やばいぞ」と矢地を称え、矢地も「一発に懸ける技術体系というか。でも見習わないと総合も小さいグローブなので一発当たったら終わっちゃうので、あの緊張感で練習するのは凄くいいですね」と、今回のコラボで得るものがあったようだった。