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【K-1】トーナメント最年少の斗麗「僕が優勝して、K-1の次のスターになります」

2022/08/07 19:08
 2022年8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』にて、「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」に出場する斗麗(WIZARDキックボクシングジム)が所属ジムにて公開練習を行った。  斗麗は2018年12月に16歳の若さでKrush後楽園大会でプロデビュー。その後は“超新星”としてフェザー級のトップ戦線で活躍し、今年4月の「K'FESTA.5」では現K-1フェザー級王者・軍司泰斗とスーパーファイトで対戦。敗れはしたものの、延長戦までもつれる接戦を繰り広げた。この試合が評価され、今回のフェザー級世界最強決定トーナメント出場が決まった。  軍司戦を振り返り「延長は負けたなって感じでしたけど、本戦では勝ったと思う試合だったし、(差がついたのは)延長ラウンドの残り30秒。気持ちの部分で軍司選手の方が上だった」と話した斗麗。「結果は負けだったけど、そんなに差はないと思った」と試合内容には手応えを感じた。  世界最強決定トーナメントのオファーを受けた時の心境も「世界一を決める一番分かりやすい形がトーナメントなんで、そういうオファーをもらえてホンマにうれしかった」。トーナメントに向けては「フィジカルトレーニングでは重量を挙げる練習じゃなくて、筋持久力をつける練習をやっています。しんどい状態でも動ける身体を創るための練習を続けています」と1日3試合を戦い抜く身体作りに着手。 「前回の試合で自分のあかんところが明確に分かったんで、次の試合ではそこを出さへんようにしようと思います。(言える範囲で)気持ちですね。死んでも勝つ。そう思って練習しています」と課題の克服にも余念はなし。公開練習ではパンチ・ミドル・ハイキックとバリエーション豊かな攻撃を繰り出していった。  斗麗が一回戦で対戦するのは元K-1フェザー級王者の椿原龍矢。斗麗は卓越したテクニックとカウンターを誇る椿原のファイトスタイルを「みんな(足を使って)逃げてるって言うんですけど、僕は普通に上手くて強い選手だと思う」と分析。そのうえで「僕は(椿原のスタイルを)攻略します。自信満々です」と語る。  トーナメントの勝ち上がりについては「準決勝・決勝は外国人選手と戦いたい。世界最強決定トーナメントなので外国人選手とやって優勝するのがいいと思う」と海外勢との対戦を希望し「勝つイメージは3試合とも完璧。僕は一回戦に全部かけているんで、一回戦で椿原選手に勝ったら一気にいけると思います」とトーナメント制覇の青写真を描く。  事前のインタビューで「世界最強決定トーナメントで優勝することはタイトルマッチで勝つことと同等、もしくはそれ以上の価値があると思っています」と語っていた斗麗。  この日のインタビューでも「トーナメントには軍司選手も出ているし、僕はベルトより価値があると思っています。このトーナメントで優勝すればホンマの世界最強やと思うんで、僕は優勝しか見ていません。出場選手のなかで僕が一番覚悟が決まっていると思うので、絶対に優勝します。楽に勝てるとは思っていないので“死んでも勝つ”。それがテーマです」とトーナメントへの並々ならぬ覚悟を語った。  最後にファンへのメッセージを求めると、斗麗は「僕がトーナメントで優勝して、K-1の次のスターになります。楽しみにしておいてください」と宣言した。
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