2022年9月11日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の、対戦カード第3弾発表記者会見が8月3日(水)都内にて行われた。
今大会の出場選手として発表されていたK-1無差別級トーナメント優勝者マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)は、8月に入ってから練習中に腰を負傷して全治1カ月。9月大会には間に合わないとなり、欠場となった。
サッタリは「私のKOショーを楽しみに待っていたファンの皆さんごめんなさい。しっかり治して最高のKOショーを見せたいと思います」とのコメントを寄せている。
(写真)サッタリは負傷欠場に また、「K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の一回戦で横山朋哉(リーブルロア)との対戦が決まっていたベイリー・サグデン(イギリス)が練習中に右足首を骨折。全治3カ月で欠場が決まった。
代わってトーナメントにはスタウロス・エグザコスティディス (ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)の参戦が決定。
(写真)ザグデン(右)が負傷欠場、横山(左)はスタウロスと1回戦を争うことになった スタウロスはこれまでWKBC・WAKO・ISKAの世界タイトルを獲得し、2017年9月のK-1初参戦では元スーパー・フェザー級王者の大雅ををKOする波乱を起こした。2017年11月に小宮山工介に判定負け、2018年3月『K'FESTA.1』の「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では一回戦で武尊に惜敗。同年9月にはスプリット判定で皇治に敗れた。しばらくK-1参戦が途絶えていたが、2019年6月にK-1でも活躍していた闘士の引退試合の相手を務めて復活の勝利。12月のK-1名古屋大会では大岩龍矢に判定で敗れた。今回は約3年ぶりの来日となる。戦績は33勝(12KO)11敗。
参戦にあたりスタウロスは「K-1よこはまつりというビッグイベントで、再び大好きな日本のファンの前に立つことができるのを本当にうれしく思っている。対戦相手の横山はベルトのかかったトーナメントの8人に選ばれているという時点で素晴らしい選手だと思っている。トーナメントの決勝では、一度敗れている大岩龍矢にリベンジしたい。同じギリシャのマイク・ザンビディスも巻くことができなかったK-1のベルトは、自分が長い間夢見てきたもの。必ず今回のチャンスを自分のものにする」とのコメントを寄せた。
迎え撃つ横山は「武尊選手もKOできなかったスタウロス選手を僕が倒すことによって、みんなが僕の実力を認めてくれると思います。なので1回戦からKOで倒して優勝します」と、スタウロスに日本で初のKO負けを味わわせると意気込みを寄せていた。