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【ムエタイ】榊原CEO「三浦孝太はファンの期待を裏切ってしまっている状況、『9月25日に出場』と伝え済み」のなか、タイで8月19日ブアカーオとエキシビションマッチ決定と現地発表

2022/08/02 19:08
 2022年7月31日(日)の『RIZIN.37』を新型コロナウイルスの陽性判定を受けて欠場し、フェリペ“キングハンター”マソーニとの対戦が3度流れた三浦孝太(BRAVE)が、8月19日(金)にタイ・ラジャダムナンスタジアムで行われる『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』で、ブアカーオ・バンチャメーク(=以前はポー.プラムック/タイ)とキックボクシング形式のエキシビションマッチで対戦することが、現地で発表された。  同大会の興行を運営するGSV(グローバルスポーツベンチャー社)が発表したもの。チケットサイトもチケットの発売を開始した。  三浦は、RIZINで7月30日午前中の本計量をパスし、15時15分からの公開計量にも出席。66kg契約試合のなか、65.40kgでパスしたことがアナウンスされ、フェリペ“キングハンター”マソーニとの20秒に渡るフェイスオフに臨んでいた。  しかし、30日の「20時頃に発熱および喉の痛みなどの体調不良を訴え、検査を受けたところ新型コロナウイルスの陽性判定を受け」、欠場が決定していた。  当初、三浦とマソーニの試合は、2021年大晦日に組まれていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制でマソーニが入国できず。2022年5月の『RIZIN LANDMARK vol.3』で再び組まれたが、今度は三浦の首の怪我により中止に。今大会で3回目の同一カードキャンセルとなっていた。  RIZINの榊原信行CEOは、『RIZIN.37』大会後の会見で、三浦への期待について、「無茶苦茶、期待してるんですけど……結果、大晦日以来、試合が出来ていない。それは本人も残念だと思いますし、ファンの期待も裏切ってしまっているという状況を、1日も早く打開しなくちゃいかんなというところだと思います」と語り、次戦について、9月25日になると明言していた。 「怪我だったり、コロナだったり本人も十分注意していたはずですが、こういう結果になったことは不幸だし残念なこと。ここまではここまでのものとして、いずれにしても9月25日(『RIZIN.38』さいたまスーパーアリーナ)の出場に向け、今日、ブラジルから来てくれていたキングハンターともう1回マッチアップするのか、(ほかの)誰かを対戦相手にするのか、調整しながらですけど、9.25 に出場で、(三浦に)伝えてありますし、本人サイドも“何としてもしっかり準備して出て来る”ということが、今やれる最良のことかなと思います。それしかないと思います」  さらに、榊原CEOは三浦に、9月から試練の3連戦も希望。 「(9.25 仕切り直しに三浦はどう反応していたか?)本人には会えないですから陣営に──こういう場合のペナルティが無いので──選手サイドは謝るしかないですよね。僕らも“何だよ”という思いはありながらも、当然、1日も早く9月に、というのは向こうの希望でもありますし、我々もそれがベストだと思います。そこ(9月大会)で怪我がなければ、10月に予定している大会にも出てもらいたいし、12月も。今年、後半に予定していた3試合をやるのもいいと思う」と語っている。  そんな矢先のタイでのエキシビションマッチ出場報道は、RIZINやファンにとってはもやもやが残るところだろう。果たして、三浦はタイでブアカーオと対するのか。  三浦とエキシビションで対するブアカーオも、9月3日にタイで開催される素手のボクシングイベント『ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ』(BKFC)に出場が決定しており、今回のラジャダムナンスタジアムでの「エキシビション」がどんな形になるのか、コロナから回復後の三浦本人のコメントも注目されるところだ。
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