2008年北京五輪柔道100kg超級金メダリストでMMA26勝13敗1分、K-1でも3勝無敗の石井慧(チーム・クロコップ)が、2022年8月14日(日)にエディオンアリーナ大阪で開催される『3150FIGHT』でプロボクシングに挑戦することが2日、主催者より発表された。プロボクシング1戦1勝(1KO)の高山秀峰(スパイダー根本)とヘビー級の4Rで対戦する。
『3150FIGHT』は、元世界三階級王者の亀田興毅がプロデュースするボクシングイベントで、ABEMAでの生配信が決定している。
クロアチアのボクシングコミッションでプロボクサーのライセンスを取得していた石井慧は、今回がプロボクシングデビュー戦。試合に向け、ロシア・モスクワのブパスジムにてトレーニングキャンプを行ってきたことをSNSで投稿。
さらに、自身のinstagramでは、「日本のコミッションのライセンスではないのでMMA、K-1には今まで通り自由に出られます。僕ほど自由にやる人もいないと思うのでこれからもアンチェインでいきたいと思います」と意気込みを記していた。
石井の前戦は、2022年6月17日(日本時間18日)クロアチア・カーロヴァクのドヴォラナ・ムラドストで開催された「FNC(Fight Nation Championship)6」で、英国のチャーリー・ミルナーを1R、わずか40秒でTKOに下したばかり。MMA40戦目を白星で飾っていた。
今回、石井が対する高山は、2021年11月に中野健太郎(ワールド日立)を1R 54秒、KOに下したハードパンチャー。石井は、主催者を通じて「自分が戦う事によって、少しでも日本ヘビー級の盛り上がりに繋がれば嬉しいですね。これに勝ったら但馬ミツロ選手の踏み台に使ってみてはどうでしょう?」とのコメントを発表。
対する高山は「今回、『3150FIGHT』という大きな舞台で、有名なイシイ選手と試合ができることは大変光栄です。ボクシングでは自分のキャリアが上なので、絶対に倒して勝ちます。応援よろしくお願いします」と意気込みを記している。
同大会には、皇治(TEAM ONE)の参戦も決定済みで、ヒロキング(福重浩輝・KWORLD3)と対戦する。