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【Krush】安保璃紅がドクターストップで三宅祐弥が前夜のオファー受け計量無事パス、亀本勇翔の950オーバーに森坂陸「悲しいですね」

2022/07/30 15:07
【Krush】安保璃紅がドクターストップで三宅祐弥が前夜のオファー受け計量無事パス、亀本勇翔の950オーバーに森坂陸「悲しいですね」

三宅(左)はなんと前夜にオファーを受けて計量をパス、昇也と対戦する(C)K-1

 2022年7月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.139』の前日計量&記者会見が、29日(金)都内にて13:00より行われた。

 当初、ライト級3分3R延長1Rで昇也(士魂村上塾)と対戦予定だった安保璃紅(team ALL-WIN)が、減量中に低カリウム血症と診断され、重症不整脈等出現の可能性があるためドクターストップ。代わって三宅祐弥(Hacker GYM) が昇也と対戦することとなった。

 三宅は4勝(1KO)と無敗の26歳。地下格闘技出身で、地下格闘技でも無敗を誇っていたという。会見では「ホンマに昨日の夜に連絡が来て、『試合出るか?』って言われて、こんなチャンスはないと思って、断る理由がなかったんで、すぐ出ますっていう話をさせてもらって。夜中まで体重落として頑張って、今日大阪から東京に来ました。中途半端な気持ちで試合を受けたわけではないので、昇也選手、明日お願いします」と、前日の夜にオファーをもらって急遽仕上げたと告白。計量は64.10kgで無事パスした( -64.5kg契約)。

 昇也は突然の対戦相手変更にも「昨日、自分も髪を切りに行く途中に塾長から連絡が来て、相手が体調不良やからって言われて。結構(安保戦を)個人的に楽しみにしてて、練習もめっちゃ気合いが入ってて、相手のことを考えてやってたんですけど、自分も1回(計量オーバーを)経験していて、みんなキツいと思うんですけど、こういう状況で祐弥さん、ありがとうございます。試合が出来るっていうだけで嬉しいんで、明日はめっちゃやります」と試合を受けてくれた三宅に感謝の言葉を述べていた。


(写真)対戦相手の計量オーバーのため一人で会見に出席した森坂

 また、フェザー級3分3R延長1Rで対戦する亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と森坂陸(エスジム)は、亀本が契約体重-57.5kgから950gオーバーでクリアすることができず。これを受け、Krush実行委員会で亀本・森坂両陣営と協議した結果、以下の形にて双方合意の上、試合を実施することが決定。

①第1R、亀本は減点1から試合開始。
②規定では、森坂は8オンス、亀本は10オンス着用のグローブハンデとなるが、森坂がこれを拒否したため、双方とも8オンスグローブを着用。
③亀本はファイトマネーから20%減額。

 森坂は会見で「今回減量がキツくて、前回もキツかったんですけど、やはり1試合1試合重ねるごとにどんどんキツくなっていって、今回過去一キツかったです。そんな中、僕も減量中に何回もぶっ倒れそうになったにも関わらずちゃんと落としてきて。まあ落とすのはプロなので当たり前なんですけど、相手もああやって…前回も再計量とかあったんで、2回も同じことをされるのは気持ち的には悲しいですね。まあでも、明日の試合は絶対にするんで皆さん、楽しみにしていてください」とコメント。

 試合へのモチベーション的な影響はどうかと聞かれると、「特にないんですけど、今回勝って当たり前だと思っていて、別に試合することへのモチベーションが下がったわけではないんですけど、相手に対して残念だなっていうそれだけの感じですかね」と答えた。

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