K-1トーナメント1回戦負けからの再起戦を迎える内田(C)K-1
2022年7月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.139』の前日計量&記者会見が、29日(金)都内にて13:00より行われた。
セミファイナル(第9試合)のKrushスーパー・バンタム級3分3R延長1Rで対戦する、内田晶(チーム・タイガーホーク)はリミットちょうどの55.00kgでパスするも、永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は55.80kgで800グラムオーバー。再計量では54.90kgで無事パスしたが、会見には内田のみの欠席となった。
「自分はしっかり覚悟を決めて体重を落としました。まだどうなるか分からないですけど、自分は自分なりに調整したいと思います」とコメントした内田は、2月のK-1スーパー・バンタム級トーナメントに出て、その後、どういうことを意識して練習に取り組んできたかを聞かれると「2月のK-1で一回戦負けしてしまって、それから自分なりに…毎回毎回ですけど、1試合1試合勉強して自分なりに考えて、前回もっと行けるところは行けたと思ったし、まだまだ全然自分の実力を出せてなかったなと思います。今まで以上に練習、内容というか、練習の質を上げたという感じでやってきましたね」と答える。
その反省を踏まえて今回はどんな試合を見せてアピールしたいか、との問いには「自分はアウトボクサーって言われているんですけど、自分ではそんな気もなくて、1発狙いながら自分のペースで試合を運べるようにいろいろやっていました」という。
(写真)野性的な動きをする永坂(右)
永坂はテコンドーでの実績(全日本テコンドー選手権大会2連覇)があって変則的なスタイル。その相手とどう戦うつもりかとの聞かれると「それはちょっと言えないですけど、しっかり自分の戦い方をすれば全然勝てるなと思いますし、まずは体重落としてこいって感じです」と自信をのぞかせた。
そして「2月にスーパー・バンタム級のトーナメントに出て、正直、金子将史選手・玖村将史選手がこの階級で抜けてるという周りの目がありますし、自分もそういうのはちょっとは感じたっていうのはあります。その中で次に自分が狙うべきはKrushのベルトだと思いますし、自分は璃明武選手には凄いKO負けをしているんで、そういうのも含めてこれを勝ってタイトルに繋げたいと思っています」と、3連続KOで勢いのある永坂をストップしてタイトル戦線に浮上したいと語った。