女優の広瀬すずが、6月23日(日)より全国で放送される「三ツ矢サイダー」(アサヒ飲料)の新TVCM「やりきろうぜっ KICKBOXING」編で、見事なキックボクシングのミット打ちを披露。収録後、自身とキックボクシングとのかかわりについて語った。
また、同社のCM動画を見た“神童”那須川天心がSNSで「すごい 普通に試合出れるレベル、、笑」とツィート、広瀬の打撃を高評価した。
2017年ごろから本格的にキックボクシングに取り組み始めたという広瀬のキックボクシングに関する一問一答は以下の通り。誰もが、格闘技をDO スポーツとして取り組むきっかけに十分なりうる、彼女の熱い言葉だ。
──(キックボクシングを披露した)撮影の感想を教えてください。
「ここまで一日中キックボクシングをやり続けることがなかったので、ある意味気分転換になりました。体力的には、やっぱりキックボクシングって疲れるなと思いました。2分3分が長く感じるのですが、モニターチェックするとあっという間に終わるので、今日一日がいい意味で長く感じています」
──キックボクシングにハマッた一番の理由は?
「アクション映画です。私の兄がアクション映画好きで、その影響で強くなりたい、戦えるようになりたいと思うようになりました。そうしたらたまたま事務所の先輩が行っていたので、ついていきました」
──キックボクシングを始めて変わったことはありますか?
「セリフ覚えがすごくよくなりました。一日しか休みがないときでも午前中に必ずキックボクシングに行ってから、午後セリフを覚えるのですが、キックボクシングをすることでリセットされます。脳が活性化するのかもしれないですね」
CMで広瀬は、RISE初代55kg級王者決定トーナメント準優勝者で、元J-NETWORK 元フェザー級1位のKO-ICHIが持つミットに、キレのあるキックや力強いパンチを連続して打ち込み、「誰かにじゃなくてジブンに対して負けたくないって思う」というメッセージを投げかけている。自身の限界までハードなトレーニングをやりきる広瀬は、インタビュー後半で、「『やりきった』と感じるときは?」と問われ、「作品によって練習するものが多くて、役によって競技かるたやチアダンスやヴァイオリンなど、練習するものがあるとやりきったという達成感が半端じゃないです」と回答。
今回のCMでも、2年間キックボクシングの練習を続けた成果を「一日中」かかった撮影で出しきったのだろう。「2分3分が長く感じるのですが、モニターチェックするとあっという間に終わるので、今日一日がいい意味で長く感じています」と、感想を語っている。
6月19日に21歳の誕生日を迎えた広瀬。NHK「連続テレビ小説」第100作目となる『なつぞら』ではヒロインを務めており、「今までで一番印象的な誕生日」については、「やっぱり20歳です。朝ドラの現場、北海道でお祝いしていただきました。ハタチの誕生日なのに一人でホテルにいたのですが(笑)、逆にリセットされていろんなことを考えられる時間になったので、ハタチも頑張ろうと思えました。現場では北海道の酪農をイメージしたケーキをつくってくださって、すごく嬉しかったです」と、1年前のバースデーを振り返った。
今回の撮影では、21歳のバースデーケーキの上に立てられた21本のロウソクの火を、広瀬が右ストレートで消す挑戦を描いたムービー「広瀬すず 誕生日チャレンジ」も収録、WEB上で公開されている。広瀬が繰り出す鋭い右ストレート、そのパンチの戻しのシャープさにも注目だ。