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2022年4月の「RIZIN.35」でホベルト・サトシ・ソウザとのライト級王座戦に敗れたジョニー・ケース(米国)と、同じく4月にスパイク・カーライルに敗れた武田光司(BRAVE)が、7月31日の「RIZIN.37」で72kg契約・5分3Rで対戦することが発表された。
ケースは前回の試合で約2年4カ月ぶりの来日を果たしたが、王者・サトシに1R 腕ひしぎ三角固めで一本負け。2019年12月のトフィック・ムサエフ戦以降、ボクシングに参戦していたこともあり、今回の武田戦でMMAでの試合勘を取り戻せるか。
対する武田は、DEEPで大原樹理に2連勝後、RIZINで川名雄生、久米鷹介に勝利も、矢地祐介に判定負け。“ブラックパンサー”ベイノアには一本勝ちも、前戦でカーライルに2R ギロチンチョークを極められ、試合後に海外修行を経験しいている。
ハワイのユナイテッドMMAで、元ONE同級王者のクリスチャン・リーらと練習を積んできた武田は「向こうでは、8時半から昼過ぎまで主にテクニックがメインの練習を行い、そのテクニックのスパーリングを行う、という目的が明確なテクニック練習」を中心に行ってきたという。
三週間というファイトキャンプ無事に終了しました。
— Takeda. Koji (@koujitakeda0813) June 10, 2022
ハワイに来て練習して得るものばかりで海外に練習来れたことに嬉しく思います。
毎日ボコられてやられて新しい技術教えてもらっての繰り返しの毎日でした。
ありがとうございました。
感謝。
クリスチャンと練習着交換して嬉しい🇺🇸🇯🇵 pic.twitter.com/uYRrzrl34a
強いグレコローマンレスリングをベースに、よりMMAのディテールを増した武田が海外修行の成果を見せることが出来るか。ケースがMMA復帰2戦目で、完成度の高い打撃、テイクダウンディフェンスで武田を封じ込めるか。
黒星から脱するのは、武田かケースか。ちなみにハワイ帰りの武田は色黒に「黒さは強さ」を復活させている。
◆ジョニー・ケース「同じリングを共有できて光栄」
「RIZIN.37のような素晴らしいカードで戦える事をとても嬉しく思う。対戦相手の武田は非常にタフで、数々の素晴らしいファイターたちに勝利している。二人とも黒星からの復帰戦になるが、武田はどんな状況であろうと決して諦めない不屈の精神を見せるだろう。だからこそそんな彼とのマッチアップに興奮しているし、同じリングを共有できる事を光栄に思う」
◆武田光司「海外修行もして、いつ呼ばれてもいいように準備はしていた」
「RIZINファンの皆こんにちは。今回急遽ですが、7月31日参戦する事になりました。短期間ですが、海外修行もして、いつ呼ばれてもいいように準備はしていました。4月に続いて今回も海外のトップ選手との戦い。前も言いましたが望んでいた事なので戦える事を嬉しく思います。応援宜しくお願いします。黒さは強さ」