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【UFC】ライト級ランカー対決ドス・アンジョスvs.フィジエフ、DWCSからUFCのボハーリョvs.ペトロシアンがコメイン、ヌルマゴメドフvs.アンドラージも=7.9 米国

2022/07/09 18:07
【UFC】ライト級ランカー対決ドス・アンジョスvs.フィジエフ、DWCSからUFCのボハーリョvs.ペトロシアンがコメイン、ヌルマゴメドフvs.アンドラージも=7.9 米国

(C)Zuffa LLC/UFC

 2022年7月9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて開催予定の「UFC Fight Night Vegas 58:Dos Anjos vs. Fiziev」の公式計量が実施された。

 メインイベントは、ライト級のランカー対決。7位のハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)は37歳で、MMA31勝13敗(UFC20勝11敗)。前日計量を156ポンド(70.76kg)でパス。

 対するハファエル・フィジエフ(キルギス)は10位で29歳。MMA11勝1敗(UFC5勝1敗)でUFC5連勝中で。前日計量は、155ポンド(70.31kg)でパスしている。

 両者の対決は当初、2月に組まれていたが、フィジエフのビザの問題で3月に延期になり、そのときも試合1週間前にフィジエフがコロナ陽性で中止となっていた。

 2015年3月にアンソニー・ペティスを破り、ライト級王者となったドス・アンジョスだが、2016年7月のエディ・アルバレス戦で王座陥落。トニー・ファーガソンに敗れて連敗したことでウェルター級に転向。

 3連勝後に、コルビー・コビントンとの暫定王座決定戦で判定負けで二階級制覇ならず。カマル・ウスマン、レオン・エドワーズ、マイケル・キエーザに敗れ、ライト級に戻った。

 2020年11月にポール・フェルダーに、2022年3月にヘナート・モイカノに、いずれも緊急出場の相手ながら判定勝ちで2連勝中だ。ライト級でフィジカルの強いフィジエフを相手に得意の組みで上回ることが出来るか。

 対するフィジエフは、ムエタイを武器にUFC5連勝中。2019年4月のオクタゴンデビュー戦こそマゴメド・ムスタファエフの右スピニングバックキックに敗れたものの、以降はアレックス・ホワイト、マルク・ディアケイジーに判定勝ち、ヘナート・モイカノを左フックでKOに降すと、ボビー・グリーンに判定勝ち。

 2021年12月の前戦はアデサニヤと同門のブラッド・リデルを右スピニングバックキックで3R KOに下している。強い体幹から放たれる重いパンチ、首相撲&ヒジ・ヒザの近距離の打撃でも強いフィジエフが、いまだオクタゴンでは見せていない組みの強さも見せるか。

 大会は、日本時間7月10日(日)朝7時(予定)にスタートするプレリムが、UFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSではプレリムを含め、10時開始予定のメインカードもライブ配信される。

【メインイベント】

▼ライト級 5分5R
ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)31勝13敗(UFC20勝11敗)156lbs/70.76kg
ラファエル・フィジエフ(キルギス)11勝1敗(UFC5勝1敗)※UFC5連勝中 155lbs/70.31kg

【コ・メイン】

▼ミドル級 5分3R
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)185.5lbs/84.14kg
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)185.5lbs/84.14kg

【メインカード】

▼バンタム級 5分3R
ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ(ブラジル)28勝4敗(UFC6勝4敗)135.5lbs/61.46kg
サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)15勝2敗(UFC4勝1敗)135.5lbs/61.46kg

▼ヘビー級 5分3R
ジャレッド・バンデラ(米国)12勝8敗(UFC1勝4敗)263.5lbs/119.52kg
チェイス・シャーマン(米国)15勝10敗(UFC3勝9敗)253lbs/114.76kg

▼女子フライ級 5分3R
シンシア・カルビーヨ(米国)9勝4敗(UFC6勝4敗)126lbs/57.15kg
ニーナ・ヌネス(米国)10勝7敗(UFC4勝4敗)125.5lbs/56.93kg

▼ライト級 5分3R
マイケル・ジョンソン(米国)20勝17敗(UFC12勝13敗)155.5lbs/70.53kg
ジェイミー・ムラーキー(豪州)14勝5敗(UFC2勝3敗)155.5lbs/70.53kg

【プレリミナリー】

▼バンタム級 5分3R
アイマン・ザハビ(カナダ)8勝2敗(UFC2勝2敗)135.5lbs/61.46kg
リッキー・トゥルシオス(米国)11勝2敗(UFC1勝0敗)135.5lbs/61.46kg

▼女子フライ級 5分3R
アントニーナ・シェフチェンコ(キルギスタン)9勝4敗(UFC3勝4敗)124.5lbs/56.47kg
コートニー・ケイシー(米国)10勝9敗(UFC6勝8敗)126lbs/57.15kg

▼ミドル級 5分3R
コーディ・ブランデージ(米国)7勝2敗(UFC1勝1敗)185.5lbs/84.14kg
トレーシアン・ゴア(米国)3勝1敗(UFC0勝1敗)185.5lbs/84.14kg

▼フェザー級 5分3R
デビッド・オナマ(ウガンダ)9勝1敗(UFC1勝1敗)145.5lbs/66.00kg
ギャレット・アームフィールド(米国)8勝2敗(UFC0勝0敗)145lbs/65.77kg

▼ライトヘビー級 5分3R
ケネディ・エンジーチュク(ナイジェリア)9勝3敗(UFC3勝3敗)205lbs/92.99kg
カール・ロバーソン(米国)9勝5敗(UFC4勝5敗)202.5lbs/91.85kg

▼バンタム級 5分3R
ロニー・ローレンス(米国)8勝1敗(UFC2勝0敗)135.5lbs/61.46kg
サイードヨクブ・カフラモノフ(ウズベキスタン)9勝2敗(UFC1勝0敗)136lbs/61.69kg

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