1回戦でアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)を迎え撃つRENA
2022年7月31日(日)、さいたまスーパーアリーナにて開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.37』の追加対戦カードが7日、都内会見で発表された。
七夕会見となったこの日は、「RIZIN女子スーパーアトム級ワールドGP」が正式発表され、日本人4選手+海外4選手の計8選手の参加と組み合わせが決定した。1回戦では、日本勢全選手が海外選手を迎え撃つ形に。9月末に準決勝、大晦日に決勝戦が行われ、準決勝の組み合わせについては「1回戦が終わったところでファンの声を聞きながら主催者としてマッチアップできたらいいかな。もしくはドロー(抽選)にするかもしれない。まだ確定はしていません」という。
最初のコメントで「現王者である伊澤選手と試合をしたい」と発言した真意を聞かれたRENAは「最初は1回戦から伊澤選手とやらせていただきたいという提案はさせていただいたんですけれども、海外選手4人も出るので今回この対戦にはなってしまったんですけれども、やっぱり悔しかったというの一番。浜崎選手がずっとチャンピオンでいてほしかったというのがあったんですけれど、伊澤選手が強かったというのもあるので。私は浜崎選手と戦いたいという気持ちがそんなにないので、そうですね…RIZINのベルトは正直考えてはなかったんですけれども、こういう状況になってチャンピオンに挑戦させていただく機会があるのであれば、やりたいなって思ったので。この中で伊澤選手に勝てるのは私しかいないんじゃないかなって思うので、挑戦させていただけたら嬉しいです」と、練習仲間であり姉のように慕う浜崎が敗れたことが悔しかった、とその理由を話した。
RENAの言葉を聞いた伊澤は「その試合が組まれたら一生懸命頑張ろうと思います」と、いつものあっけらかんとした調子で返答。
また、所属は違うが同門と言ってもいい浜崎とRENAの対決も勝ち進めばあり得ることについて、浜崎は「お互い勝ち進めばどこかで当たるのは分かっているので、そこはやりたいかと言われたらアレですけれど、当たればもちろん全力で試合したいと思います」と、その時は全力で戦うとする。
一方、RENAは「榊原さん、決勝ですよね、やるとしたらね(笑)。そこはちょっとお願いしますね」と榊原信行RIZIN CEOに念押しすると「決勝だったら腹くくるので。よろしくお願いします」と、決勝の舞台ならやるしかないと笑顔で答えた。
7月1日にはプロデビュー15周年を迎えたRENA。そのことを聞かれると「気付けばもう15年もリングに立っているんだなって思います。2015年RIZINさんで(MMA)デビューさせていただいて、もうこんなに月日が経っているんだって思うのと、シュートボクシングでもMMAでも通算58戦もしているんだなって思う。どこがどう成長しているかって言ったら分からないですけれど、今でも青春しているなって感じています。強くなっていると思うので、決勝戦まで行ったら61戦になるので、どこまで行けるか分かりませんが一生懸命に頑張りたいと思います」と、改めて心境を語った。