2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』の対戦カード発表記者会見が、7月4日(月)都内にて行われた。
「日本vs.世界」をテーマに行われる今大会では、日本vs.世界の4対4マッチが行われる。
RISEスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)の出場が決定。対戦相手は「GLORYの選手2名に絞られた。現在最終調整中」(伊藤隆RISE代表)とのことで、スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで試合を行う予定だ。
山田は正道会館仕込みの強烈な打撃でKOを量産し、2019年9月に強打者・山口侑馬を2RKOで下してRISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、2020年11月の北野克樹戦で初黒星。再起戦となった2021年1月の実方拓海戦では判定勝利で初防衛を果たし、6月には北野にリベンジして2度目の防衛に成功。2022年4月にはライト級王者・直樹との王者対決に臨み、3Rに右フックでKO勝ちを収めている。しかし、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の安保瑠輝也に判定3-0(30-29×2、30-28)で敗れた。戦績は14勝(8KO)2敗。
会見に出席した山田は「誰が来てもいいように準備はしています。vs.世界は初めての経験で前回の試合のこともあるので、次はしっかり勝つことが大前提。倒して勝つ、明確な差をしっかり付けてGLORYには強い選手がいっぱいいてますが、誰が来てもいいように準備して勝ちたいです」とコメント。
どういう選手との対戦を希望するかと聞かれると「アグレッシブなしっかり打ち合いに来てくれる選手。どんな選手が来てもやるだけなので必ずKOで勝ちます」と意気込んだ。
安保との記者会見で、苦手な納豆を突き付けられたことが話題となったが、「まだ勝てないですね。あかんですね。でもあれも自分の糧になっているのでさらに強くなったと思います」と、まだ克服できていないと苦笑い。
また、安保から「チャンピオンとしてTwitterのフォロワーが600人というのはどうなのかなっていう印象がありまして。チャンピオンらしくない」と会見で指摘されて以降、「RISEの中で一番増えていると思います。10倍くらいですかね(笑)」と、フォロワーが急増したとも(2022年7月4日時点で8,776フォロワー)。
「今までやってなかったことなので、お叱りを受けて意識を変えていこうかなと。ちょっとずつ自分が出来ることをやっている感じですかね。新しかったので自分の中での発見が嬉しかったですね」と、今後もSNSの更新を頑張って行きたいとした。
そして「vs.世界なので自分自身もワクワクしています。誰が来てもいいように準備してRISE王者としてKOでしっかり締めくくりたい」と、再起戦をKOで飾りたいと語った。