【RIZIN】“寝技の萌ちゃん”JKファイター・須田萌里、にっせーのパウンド予告に「打たせずに極める自信があります」

　2022年7月2日(土)沖縄アリーナ『RIZIN.36』に出場する選手の個別インタビューが、6月30日（木）沖縄・那覇市内にて行われた。 　第3試合で“沖縄のネイチャーガール”にっせー（チームにっせー／アローズエンタテインメント）と対戦する“寝技の萌ちゃん”こと須田萌里（SCORPION GYM）は、今回がRIZIN初参戦となる現役JKファイター。「凄く楽しみです。学校の友だちとか周りの人に凄いねと言われました」と反響があったという。 「小さい頃から大晦日とかにテレビでRIZINを見ていたんですけれど、全然自分には出られない舞台だと思っていたので出られて嬉しいです」と、自分が出場できるとは思っていなかったそうだ。 「普段はお父さん（SCORPIONGYM SENRI代表で元プロ修斗選手で柔術黒帯）と練習していて、関西なので大阪とかのプロの女子選手とスパーリングしています」と言い、「私は柔術をしていてその中で寝技が得意なので腕十字とかが好きです。今回の相手はストライカーなので打撃の部分もたくさん練習してきました。打撃は凄い取り組んでいて打撃でも倒せるように練習しています。ボクシングとか習っていてパンチを磨いています」とする。 　にっせーについては「相手は打撃が上手でアグレッシブな選手だと思っています」とし、「自分は寝技に行きたいのでグラウンドになるかもしれないし、打撃が楽しくて打撃になるかもしれないです。大振りのパンチとかしてくるので組み付くのは怖いけれどアグレッシブに行こうと思っています」と打撃での勝負になる可能性もあるとするが「自分らしく攻めること」を試合テーマにあげた。 （写真）好きな技は腕十字　前戦となった5連勝で挑んだ大島沙緒里(AACC) とのDEEP JEWELSアトム級タイトルマッチでは、1R2分58秒、アームロックで敗れた。その試合ではテイクダウンに来た大島を自ら引き込んだというが、今回対戦するにっせーは「引き込んでくれたら殴れる」と予告しており、それについては「私は下になってもパウンドを打たせない練習をよくしているのでそこは大丈夫です。打たせずに極める自信があります」と、パウンドを打たれない対策は常にしていると自信を見せる。 　大島戦ではアームロックをクラッチで防御したが「極める時に力（の入れ方）とか（力を入れる）方向とかが上手で切られました」と言うが、にっせーの寝技については「あまり見てないですけれど、寝技になってもパンチを打って来る選手だと思っています」と、あまり警戒はしていない様子。 　5連勝をストップされた大島とのタイトルマッチを経て、「反省点は作戦通りに攻めることです。最初に前蹴りが（顔面に）当たっちゃって行けると思って組み付いていったので、今回は落ち着いて作戦通りに行きたいと思います」と、焦らず作戦通りに戦うことを学んだという。 　7月31日の『RIZIN.37』で開幕する「女子スーパーアトム級ワールドGP」には「出たいです。自分がどこまでやれるか試したいです」と出場を希望する須田。まずはにっせーを破り、寝技で極める力を持つJKファイターとしてRIZIN女子スーパーアトム級に旋風を巻き起こすことが出来るか。 　なお、試合が終わったら沖縄でやりたいことは何かと聞かれると、須田は「海に入りたいのと、ブルーシール（沖縄を中心に展開されているアイスクリームブランド）のアイスが食べたいです」と笑った。