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2019年3月9日（土）に後楽園ホールで『DEEP 88 IMPACT』（夜）と『DEEP JEWELS 23』(昼）の開催が決定。夜の部『DEEP 88 IMPACT』対戦カードとして、二階級の王座戦が発表された。
DEEPストロー級では、王者・越智晴雄（パラエストラ愛媛）に川原波輝（総合格闘技スタジオSTYLE) が挑戦。メガトン級では、王者ロッキー・マルティネス（スパイク22）に酒井リョウ（パラエストラ松戸）が挑戦する。
▼DEEPストロー級タイトル戦 5分3R
越智晴雄（王者／パラエストラ愛媛）
川原波輝（挑戦／総合格闘技スタジオSTYLE）
2018年9月30日「RIZIN.13」でパンクラス王者の砂辺光久を3R、左フックからのサッカーキックでKOしたDEEPストロー級王者・越智晴雄は2016年9月から6連勝中。タフなレスリングを軸にその際で放つ打撃、ギロチンチョークを武器に近年、その強さを盤石のものとしている。
一方、DEEP無敗・川原波輝（※）はPANCRASE、DEEPを主戦場にMMA5勝1敗2分1NC。実力者・村元友太郎を相手に1勝1分と勝ち越しており、サウスポー構えからの左の蹴り、ヒザで村元をKOに降した打撃は脅威だ。ケージでの立ち上がり、打撃に合わせたテイクダウンにも長けており、越智のレスリングにいかに対抗するのか注目だ。
※当初、DEEPプレスリリースから配布された“喧嘩番長”のキャッチフレーズを記入も、川原本人から「自分はスポーツだけをしてきて育った生粋のアスリートです」とのコメントあり。訂正します。
▼DEEPメガトン級タイトルマッチ 5分3R
ロッキー・マルティネス（王者／スパイク22）
酒井リヨウ（挑戦者／パラエストラ松戸）
メガトン級はグアムSPIKE22所属のロッキー・マルティネスが王者。第3代PXCヘビー級王者でもあるマルティネスは、重量級ながらハードワークが持ち味。ケージレスリングでシング・心・ジャディブの心を折り、スカーホールド（袈裟固め）でジェロム・レ・バンナ からタップを奪っている。2018年8月の『RIZIN.12』では、侍マーク・ハントとの壮絶な殴り合いを制し1RKO勝利も、9月のミルコ・クロコップ戦では金網に押し込みながらもヒジ打ちを浴び、TKO負けとなっている。2017年10月から3連勝中の“新ミスターメガトン”酒井リョウが、日本重量級の新たな時代を切り開くか。
