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【UFC】前進エメットが有効打で優るケイターにスプリット判定勝ち、セラーニvs.ローゾンは3度目の中止に、ホランドがミーンズをダース葬、バックリーがデュラエフ降す

2022/06/19 10:06
UFC Fight Night: Kattar vs. Emmett 速報 2022年6月18日(日本時間19日)モディセンター米国テキサス州オースティン UFC FIGHT PASS 生配信 【メインカード】 ▼フェザー級 5分5R〇ジョシュ・エメット(米国)18勝2敗(UFC9勝2敗)※UFC5連勝 145.5lbs/66.00kg[判定2-1] ※48-47×2, 47-48×カルヴィン・ケイター(米国)23勝6敗(UFC7勝4敗)146lbs/66.22kg  メインイベントは、フェザー級(5分5R)のランカー対決で、4位のカルヴィン・ケイター(米国)と、7位のジョシュ・エメット(米国)が対戦。  MMA23勝5敗(UFC7勝3敗)のケイターは、2021年1月にマックス・ホロウェイに判定負けも打たれ強さを見せ、2022年1月には、UFC7連勝(MMA9連勝)中だった元キック王者のギガ・チカゼに近い間合いの打撃戦を挑み、判定勝ち。上位戦線に生き残った。  対するエメットはMMA17勝2敗(UFC8勝2敗)でUFC4連勝中。マイケル・ジョンソンを右オーバーハンドで降すと、ミルサド・ベキッチにも1R TKO勝ち。さらにシェーン・バルゴスに判定勝ちすると、2021年12月の前戦では、ダン・イゲに1Rに得意の右オーバーハンドを当ててダウンを奪い、左ジャブも巧みに合わせて判定で逃げ切っている。  1R、ともにオーソドックス構え。5R制で遠い間合いの慎重な出だし。長身のケイターは右カーフを蹴る。エメットは左右で圧力をかけると回るケイターがワンツー。右オーバーハンドを返すエメット。ケイターは左ジャブを突く。左目尻から若干の出血はエメット。ワンツーを突いてダブルレッグも突き放すケイター。  2R、前手のジャブを見せるケイター。エメットは飛び込んでの右もかわす。右オーバーハンドのエメットがガード上に当てる。さらに右ボディと上下に散らす。  左ジャブで制空圏をつくるケイター。さらにワンツーにエメットの頭が上がる。左ボディ、右フックの対角を突くエメット。左から右で圧力をかけるエメット。さばくケイター。エメットの上下の前進に、右ヒザを突くケイター! 残り10秒でエメットは左右で前進。  3R、左手でヒザを触るフェイントのエメット。さらに右オーバーハンドから左に繋ぐ。ブロッキングのケイター。エメットは左ボディを刺す。ワンツーのエメットに右を返すケイターは右ボディ、左ジャブで押し返すと右の打ち下ろし。  右のダブルを強振し、押し戻すエメット。ジャブを刺すケイターに右オーバーハンドを振ると、左アッパー! ケイターも出血。  4R、ジャブをトリプルで突くケイター。さらにワンツー。エメットは右カーフ、左インロー。ケイターは蹴りは出さない。  左右を振って組み付き押し込むエメットを突き放すケイターは右ヒジ! さらにジャブにエメットは再び出血も、左ボディ、右フックのエメットは前進。そこにバックヒジを狙うケイター。同じくバックヒジを狙ったエメットの打ち終わりにワンツーはケイター! バランスを崩したエメット。シングルレッグもケイターは足を抜く。ジャブを突くケイターに距離を潰して前進するエメットだが顔の腫れが大きくなる。  最終5R、右手を合わせた両者。ジャブの踏み込みが大きくなったケイター。そのうち終わりにダブルレッグも差し上げるケイター。エメットのパンチが遠くなり、ガー上に当たらなくなる。ならばと詰めて左ボディを突くエメット。ケイターのジャブをかわしてワンツー左ハイもブロッキングのケイター。  ジャブのダブルを当てるケイター。エメットは右から左で金網に詰めるが、ケイターもサークリングから「来い」と手招きし、長い左右を打ち込む。詰めるエメットに下がりながらバックヒジのケイター。そこにエメットもバックヒジも空を斬る。  最終5R、右手を合わせた両者。ジャブの踏み込みが大きくなったケイター。そのうち終わりにダブルレッグも差し上げるケイター。エメットのパンチが遠くなり、ガー上に当たらなくなる。ならばと詰めて左ボディを突くエメット。ケイターのジャブをかわしてワンツー左ハイもブロッキングのケイター。  ジャブのダブルを当てるケイター。エメットは右から左で金網に詰めるが、ケイターもサークリングから「来い」と手招きし、長い左右を打ち込む。詰めるエメットに下がりながらバックヒジのケイター。そこにエメットもバックヒジも空を斬る。  有効打はケイターが119に対し、エメットは92だが……判定は2-1のスプリットに割れ、48-47×2, 47-48でエメットが辛勝。4位のケイターに競り勝ったエメットは「2週間後に大きなタイトルマッチがある。次は誰と戦うのか、ケージサイドで見ていたい。デイナ、タイトルショットを。この階級には新しい刺激が必要で、自分は頂点に立てる」と語った。 [nextpage] 【中止】 ▼ライト級 5分3Rドナルド・セラーニ(米国)36勝16敗(UFC23勝13敗)155lbs/70.31kgジョー・ローゾン(米国)28勝15敗(UFC15勝12敗)154.75lbs/70.19kg ※配布された公式写真は前回の公開計量時のものだった。(C)Zuffa LLC  両者の試合はもともと4月30日に組まれていたが、非公開の理由により、5月7日の『UFC 274』に延期。『UFC 274』でも試合当日にセラーニの計量クリア後のタコスによる食中毒(※ダナ・ホワイト談)で中止になっていた。  そして、3度目の正直となったテキサスで同じカードが組まれたが、今回はセラーニがトラブルとなった。  水抜きが影響したか、本計量をクリアしたローゾンの左ヒザが動かなかったという。  両膝の半月板損傷に悩まされてきたローゾンは、自身のSNSで「またヒザをやってしまった。公式計量後に座って靴下を履いた、そうしたらヒザがロックアウトした。左ヒザに体重をかけられないからだ。立っていられない。何も出来なくなって、どうにかしようと思ったけど、どうにも出来なかった。6カ月間のキャンプをしたし、心が折れそうだ。前回はカウボーイ(セラーニ)が戦えなくなり、今回は僕が戦えなくなった。カウボーイにもみんなにも申し訳ない。ほんとうに最悪だ」  ローゾンは試合当日にもインスタグラムを更新。ホテルの部屋のなかで軽く歩き、小さくジャンプする姿を公開している。  ともにベテラン同士、計量をクリアした後のキャンセルに“呪われた”カードの4度目のマッチアップはあるか。  セラーニはMMA36勝16敗(UFC23勝13敗)と、ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーと並んでUFC史上最多23勝をマーク。直近で5敗1NCと白星から遠ざかっているが、単独1位のUFC24勝目を挙げることができるか注目されていた。セラーニ自身は、WEC&UFC50戦(次戦で48戦目)での引退も視野に入れていた。  対するローゾンも、MMA28勝15敗(UFC15勝12敗)のベテラン。2017年1月にマーチン・ヘルドにスプリット判定勝ち後、オクタゴン3連敗。2019年10月にジョナサンン・ピアレスに1R TKO勝ちで再起して以降、試合から遠ざかっていた。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ケビン・ホランド(米国)23勝7敗(UFC10勝4敗)170lbs/77.11kg ※2連勝[2R 1分28秒 ダースチョーク]×ティム・ミーンズ(米国)32勝12敗(UFC14勝9敗)170.5lbs/77.34kg 右ストレートを再三効かせたホランド。ミーンズが足を手繰ってきたところにがぶりからダースチョーク。試合後、「レッツゴー、ベイビー! ウェルター級で2勝、どちらも2ラウンドで勝利。もっと早くウイスキーを飲みに行けるように、1ラウンドでフィニッシュする必要があるんだ。正直言って自惚れてるわけじゃないけど、世界中、誰でも極められると思ってる。BJJ黒帯だしね。スローダウンせず、ステップアップしていくよ」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ホアキン・バックリー(米国)15勝4敗(UFC5勝2敗)[2R終了時 TKO] ※ドクターストップ×アルベルト・デュラエフ(ロシア)15勝4敗(UFC1勝1敗) サウスポー構えのバックリーが左の蹴りを上下に効かせて、デュラエフのテイクダウンを切り、左ストレート。目を腫らせたデュラエフが試合続行不可能に。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇ダミル・イスマグロフ(ロシア)24勝1敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝[判定2-1] ※28-29, 29-28, 30-27×グラム・クタテラーゼ(ジョージア)12勝3敗(UFC1勝1敗) [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)12勝4敗(UFC3勝1敗)[1R 3分18秒 KO]×ジュリアン・マルケス(米国)9勝3敗(UFC3勝2敗) ホドリゲスがトリプルの右ストレートでKO。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇エイドリアン・ヤネス(米国)16勝3敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝 135.5lbs/61.46kg[1R 3分49秒 TKO]×トニー・ケリー(米国)8勝3敗(UFC2勝2敗)137.5lbs/62.37kg※ケリーが体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のヤネスに報奨金の20%を支払う。 [nextpage] 【プレリミナリー】 ▼女子フライ級 5分3R〇ナタリア・シウバ(ブラジル)13勝5敗(UFC1勝0敗)125.5lbs/56.93kg[判定3-0] ※30-26, 30-27×2×ジャスミン・ジャスタビシアス(カナダ)7勝2敗(UFC1勝1敗)124.75lbs/56.59kg [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ジェレマイア・ウェルズ(米国)12勝2敗(UFC4勝0敗)171lbs/77.56kg[1R 1分34秒 KO] ※左フック×コート・マッギー(米国)21勝12敗(UFC10勝11敗)170lbs/77.11kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ヒカルド・ハモス(ブラジル)15勝4敗(UFC6勝3敗)146lbs/66.22kg[1R 1分12秒 KO] ※バックヒジ×ダニー・チャベス(米国)11勝4敗(UFC1勝1敗)145lbs/65.77kg [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇マリア・オリベイラ(ブラジル)13勝5敗(UFC1勝1敗)115lbs/52.16kg[判定2-1] ※28-29, 29-28×2×グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)6勝5敗(UFC1勝3敗)115lbs/52.16kg [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇コーディ・スタマン(米国)20勝5敗(UFC6勝4敗)135.5lbs/61.46kg[1R 0分59秒 TKO]×エディ・ワインランド(米国)24勝16敗(UFC6勝10敗)135lbs/61.24kg [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇フィリップ・ハウズ(米国)11勝3敗(UFC3勝1敗)185lbs/83.91kg[2R4分25秒 TKO]×デロン・ウィン(米国)7勝2敗(UFC2勝2敗)186lbs/84.37kg [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ロマン・ドリーゼ(ジョージア)10勝1敗(UFC4勝1敗)185.5lbs/84.14kg[1R 1分13秒 KO] ※ヒザ蹴り×カイル・ドーカス(米国)11勝3敗(UFC2勝3敗)185.5lbs/84.14kg
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