記者からの質問に淡々と答えるメイウェザー(C)RIZIN FF
2022年6月14日(火)、RIZIN公式YouTubeチャンネルにて記者会見が行われ、9月にプロボクシング5階級制覇フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が拳を交えることが発表された。日程と会場、ルールは今月中に発表予定。
会見でメイウェザーは挑発的な発言を連発。2018年大晦日の『RIZIN.14』で那須川天心とボクシングに準じたルールでエキシビションマッチを行い、1R2分19秒、TKO勝ちを収めたことについて「前回の日本での試合でも『これって3Rもたせた方がいいの?』と聞いて遊ばないでくれと言われたので1Rで仕留めました」と言い、朝倉に「彼は一生懸命来るでしょう。しかし、私はどうあっても50勝0敗のまま終わる」と、自分に勝つのは無理だとする。
さらには「彼が本気でやりたいなら、お金を払ってくれれば5Rでも8Rでもやる。でも彼は8Rもたないでしょう。お金次第で今から調整してもいい」と、ファイトマネーを上げてくれれば長いラウンドやってもいい(このことから朝倉戦は4R以下で行われると予想される)と、“マネー”のニックネーム通りのコメント。
加えて「日本のファンに求めるものを提供するだけ。むしろ彼がどういうものを見せたいかによる。お金を払ってもらい、それに対応するぬるい感じで3Rやりたければそれでもいい」と挑発した。
また、朝倉の試合映像を見たかと聞かれると「全く見る必要はありません。この競技のキングは俺でキングが見る必要はありません。すべて記録は自分が塗り替えてきた。何も心配する必要はない。対戦相手の映像を見る必要があるのは彼の方だ」と答えた。