7月15日(月/祝)真夏の修斗・後楽園ホール大会に、元DEEPJEWELSアトム級王者・黒部三奈の電撃参戦が決定した。
国内外のトップ選手と凌ぎを削った“ジョシカクの女王”がいよいよ修斗のケージに足を踏み入れる。黒部が修斗参戦を決めた理由はただ一つ。初代女子王者としてその歴史に名を刻むこと。
所属するマスタージャパンの弘中邦佳、松本光史など修斗の歴代王者の戦いを目の当たりにしてきた黒部にとって修斗の世界王者には特別な思いがあるのだろう。
黒部は2016年3月の蓮珠DATE戦以降、5連勝。2017年2月にスギロックからDEEP JEWELSアトム級王座を奪取し、新王者となった。
2017年6月には「Road FC 39」に参戦。ハム・ソヒに3RTKO負けしたが、2017年12月に強豪パク・ジョンウン、2018年3月にSARAMIに判定で連勝。2018年9月にはDEEP JEWELSアトム級王者として「RIZIN 13」に出場も果たすも、浜崎朱加にキムラロックで一本負け。また2018年12月には前澤智にスプリット判定で敗れて王座陥落しており、今回が再起戦となる。
現在行われているインフィニティリーグも女子で初開催されるなど、修斗の女子戦線がにわかに活気付いてる中、国内トップクラスの実力を誇る黒部の参戦が選手達に与える影響は計り知れない。近い将来女子王座制定が囁かれる今、黒部が加わる事で女子戦線が一気にスケールアップする事は間違いない。
なお注目される対戦相手は現在交渉中とのこと。正式に決定次第、発表となる。
黒部三奈「私が目指すのは“初代修斗女子王者”の称号」
「この度、修斗へ参戦させて頂く事になりました。まず、こういった機会を私に与えて下さいました関係者の皆様にお礼申し上げます。修斗は弘中(邦佳)先輩、松本(光史)先輩をはじめ、私に近い方々が活躍されている憧れの場所でした。まさか自分がここに加われるとは思っていませんでしたが、インフィニティリーグが女子で開催されたりとずっと気になっていました。そして女子王座ができるような話が耳に入った時、このチャンス逃してはならないと一気にスイッチが入りました。私が目指すのは“初代修斗女子王者”の称号、それだけです。修斗で行われている女子公式戦は全てチェックさせて頂いています。皆さんには悪いですが、私とは修羅場をくぐった数が違う。はっきりとレベルの違いを見せつけ、初代王座のタイトルを頂きたいと思います。まずは7月15日、後楽園ホールで私の実力を証明して見せます。修斗の黒部三奈を見に来て下さい!」
MINA KUROBE
1977年5月2日、東京都出身。第5代DEEP JEWELSアトム級チャンピオン。158cm、17戦12勝(3S・1KO)5敗。マスタージャパン所属
【既報カード】
▼フェザー級 5分3R
リオン武(日本/同級第5代&第8代世界王者/RISING SUN)
デュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/グレイシーバッハ・ネーデルランド)
▼バンタム級 5分3R
平川智也(同級世界6位/マスタージャパン)
倉本 一真(修斗GYN東京)
▼バンタム級 5分3R
田丸 匠(NASCER DO SOL)
一條貴洋(ブレイブハート)
石井逸人のリスタート!対戦相手はケンカ上等、2018年新人王・ガッツ天斗
▼バンタム級 5分2R
石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)
ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)2018年度同級新人王&技能賞
同日に昨年度新人王・技能賞の表彰を受けたガッツ。
奇しくも同日には、