キックボクシング
インタビュー

【NJKF】再戦で王座決定戦、IMARI「“絶対勝つ”って気持ちしかない」NA☆NA「男子選手とやっても打ち負けないようになった」

2022/06/04 22:06

NA☆NA「リマッチなのでしっかり勝ってベルトを巻きたい」


――試合が目前となり、仕上がり具合を教えてください。

「バッチリです。今の先生になって3戦目なんですけど、あまり試合を意識することなく前日まで普通にジムで動くんです。その先生になってからは練習量がキツ過ぎて(苦笑)、2・3日食べる量をちょっと減らすと体重が勝手に落ちます。あとパーソナルトレーニングはもう4年やっているんですけど、週2回にして普段は自分でやっていたウェイトトレーニングも見てもらうようにして、タイトルへ向けトレーニングの回数を増やしてメニューも変えました」

――そういった練習を経て、戴冠への自信はいかがでしょう。

「男子選手とやっても打ち負けないようになりました。身体が強くなっている実感があって、精神的にも安定するようになりました。以前は男子と練習するとすぐどこか痛くなったりしていたんですけど、ディフェンスも強化するようになって、怪我も少なくなっています。今回は必ず獲る自信があります」

――そんな王座を争う相手である、IMARI選手の印象をお願いします。

「去年の10月に一度対戦していてドローだったんですけど、その時はコロナ明けで結構コンディションが悪かったんです。まだ先生の練習についていけてなくて、疲労が抜けていないのも正直あって(苦笑)。でも今はしっくり来て、ベストコンディションで試合ができるので楽しみです。前回は“すごく技術が高いな”と思って、やりながら焦ってしまったところがあるので、今回はどう出てきてもできるよう練習しています。落ち着いてやりたいんですけど、タイトルが懸かる試合なので気持ちも見せていきたいです」


――先生はどういう方なのですか?

「5月21日に王者になったコンゲンチャイ選手(S1世界スーパーフェザー級王者)のお兄さんなんです。前の先生は結構技術とかミットも速く打たせる先生だったんですけど、今の先生はとにかくミットは強く打つよう言われます。あとインターバル中ずっと腕立てを10回、20回とかやらされるので、トータルで1日200回ぐらい腕立てをするんです。それで体幹とか上半身が鍛えられているのもあるし、とにかくもう“練習する”っていう感じの先生です。その代わり先生も一緒に腕立てをして、練習が終わった後も先生は走って筋トレをしてっていう姿を見せてくれるので、「疲れた」とか言ってられない気持ちにさせてもらえます。だから今、先生がどんどん痩せちゃっていて(笑)。ボクシングを一緒にやったら、翌日「頭が痛いよ」っていうぐらい、そういう熱い先生です。ボクシングも他のボクシングジムで練習させてもらったりスパーリングをやっているので、そこも見せたいと思ってます」

――それでは試合への改めての意気込み、ご覧になる方たちへメッセージをお願いします。

「リマッチなのでしっかり勝ってベルトを巻きたいです。ありがたいことに試合を結構頻繁に組んでくださって全然地元に帰っていないので、勝ってベルトを持って北海道に帰りたいです。応援してくれる方がどんどん増えているので、みなさんに結果で恩返しができるよう、自慢できる選手になれるよう頑張りたいと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント