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【Krush】平山迅が1年2カ月ぶり復帰戦「記憶に残るような試合を」、1年ぶり復帰戦の川﨑真一朗は「死ぬ気で勝ちを獲りに行く」

2022/06/01 22:06
【Krush】平山迅が1年2カ月ぶり復帰戦「記憶に残るような試合を」、1年ぶり復帰戦の川﨑真一朗は「死ぬ気で勝ちを獲りに行く」

共に復帰戦同士となる平山(左)と川崎の対戦となった(C)K-1

 2022年7月30日(土)東京・後楽園ホール『Krush.139』の対戦カード発表第一弾の記者会見が、6月1日(水)都内にて行われた。

 Krushスーパー・ライト級3分3R延長1Rで、平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)が対戦。


 平山はパンチを武器に真っ向勝負を展開。渡部太基、塚越仁志、牧平圭太、木村“フィリップ”ミノルといった歴代Krush王者たちと拳を交えてきた。2019年4月に大阪から上京してシルバーウルフ所属となり、4月のKrushで竹内悠希にKO勝ち。8月のK-1では山崎秀晃に判定で敗れ、12月のK-1では中野滉太にKO負けして連敗を喫したが、2020年9月の不可思戦では合計3度のダウンを奪って大差の判定勝ちという番狂わせを起こした。2021年5月にはKrushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵に挑戦も、判定で破れ王座奪取ならず。12月のK-1大阪大会は怪我で欠場し、今回が約1年2カ月ぶりの復帰戦となる。戦績は17勝(9KO)17敗3分。

 川崎は泰斗にKO勝ち、東本央貴に延長判定勝ち、瓦田脩二にKO勝ちと3連勝を収めたが、篠原悠人、東本、大沢文也、里見柚己に敗れて現在4連敗中。2021年7月以来の試合に臨む。戦績は9勝(6KO)8敗。

 会見で川崎は「今回、1年ぶりの復帰戦で階級を上げて再スタートとなるんですけど、そこで一発目から平山選手という名前を聞いて、凄く震えました。平山選手もかなりパンチのある選手ですし、僕もパンチが武器なんでかなり噛み合うんじゃないかと思います。連敗が今続いているんですけど、これが最後のチャンスと思って、死ぬ気で勝ちを獲りに行きます」と勝利を誓う。


(写真)前回は佐々木大蔵(左)の持つタイトルに挑戦した平山

 対する平山は「意気込みは今話題になっている6月19日の『THE MATCH 2022』。それに負けへんような試合を7月30日に久々にやろうと思います」と、こちらも好試合をしたいとした。

 互いの印象を聞かれると、川崎が「平山選手は皆さんが思っている通りフィジカルが凄いんで、一発もらうというか一発かすっただけでも危なそうだなという感じで、今回はディフェンスをしっかり徹底的に練り上げて戦っていきたいと思います」と平山のパワーをかなり警戒したのに対し、平山は「62.5kgで戦ってきた選手っていうことで、彼に対して思うことは何もないですし、印象というのはそれぐらいですね」とあっさり。

 試合期間が空いていた時間は何をしていたのか、平山は「やることはそんなに変わらず、逆に1年間空いたということで自分の溜まっている部分だったりとか、いろいろ思うことであったり。そういうところも含めて進化した自分を1年間でしっかり作ってきたので、早く試合したいというのが正直な気持ちですね」とし、「自分は現役生活がいつ終わるか分からへんぐらいの年齢に実際にきているというのもあります。一ファイターとして『THE MATCH 2022』のリングに立たれへん自分が凄い悔しいっていうか、そういう気持ちもあるんで。K-1のベルトを狙いつつ、そういうところにも選ばれるような選手になりたい、そういう気持ちが強いですね」と胸の内を語る。


(写真)前回は里見柚己(右)に敗れている川崎

 一方の川崎は階級を上げた理由を「シンプルに(ライト級まで)落とせないです。落とせないので上げた、ただそれだけですね。今の練習の手応えというのは僕もちょうど1年間ブランクがあって、前回もその前も連敗、ずっと負けてきているんで、どうやったら次は負けないのかという穴を埋める作業をしっかりやってきました」と答え、今後については「やるからにはベルトを目指してやっているので、プランもあるんですけど、今はもうこの一戦にしか目は向けられないですね」と、まずはこの一戦に集中するとした。

 そして最後に平山は「最後に変わらず応援してくださる皆さんにはホンマに感謝しています。あとKrush、K-1のリングで平山が戦うということで楽しみやとか面白いと言われるように、しっかり記憶に残るような試合をしていきたいと思います」と意気込み、川崎は「いつも応援してくださるファンの皆さん、ありがとうございます。今、連敗の中で復帰戦が平山選手という大きい選手に決まったんですけど、全然自分が負けるなんて1ミリも思ってないですし、全然勝てると思っています。しっかり目を離さず見ていてください」と宣言した。

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