2022年5月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 158』の前日計量&記者会見が、28日(土)都内にて14:00より行われた。
第1試合の-44kg契約3分3Rで対戦する、西原朱花(TEAM TEPPEN)は43.75kg、風羽(龍生塾ファントム道場)は43.8kgでそれぞれ計量をパス。
西原は那須川天心の父・弘幸さんが会長を務めるTEAM TEPPENの女子ホープで、2021年9月にプロデビュー。風貌や体型も寺山を小型化したような西原は、前蹴りを多用するスタイルも似ており、ステップワークを駆使した動きで、相手が入ってくるところに右ストレートやヒザ蹴りをカウンターで合わせて判定勝ち。伊藤隆RISE代表を始め、多数の関係者がその高度なテクニックに「印象に残った」と太鼓判を押した。
当初は2月12日に第2戦を行うはずだったが、対戦相手がコロナ陽性で欠場となり、デビュー戦から8カ月ぶりのリングとなった。また、2月2日の“ツインテールの日”にRISEの女子ファイターたちが一斉にツインテール姿をSNSに投稿して話題となったが、西原はその中でも特に「似合う」「可愛い」と絶賛された“ツインテールが似合う女子格闘家”。
西原は計量後の会見で「前回からだいぶ期間が空いてしまいましたが、その分、成長しているのでその姿を皆さんに見てもらいたいです。技術面もそうですし、フィジカルをカネキンさんと一緒にやらせていただいているので、パワーも付いていると思うので両方に注目して欲しい」と、テクニック&パワーに注目してもらいたいと挨拶。
対戦する風羽については「上手ですが、技術で負けないようにします」とした。
その風羽はアマチュアシュートボクシング全日本王座決定トーナメント2018・2019 Jr-45kg女子全日本王者で、今回がプロデビュー戦。17歳のJKファイターだ。
風羽は「明日はデビュー戦なので印象を残して勝ちたいと思います。相手は空手家なので蹴りが強いイメージなのでそこを注意したい」とコメント。RISEについては「凄く大きな舞台でキラキラしている印象です」とした。
最後に西原は「前回より成長した姿をお見せできると思います。前回注目していただいたので、それを越えられる試合を見せて勝ちます」と意気込む。風羽は「感謝を忘れずに試合に挑みます」とそれぞれ語った。