「試合経験を積みたい」ケイトと、「誰とでもどの階級でも戦う」姿勢で様々な経験をしてきたARAMI
2022年7月10日(日)にTOKYO DOME CITY HALLで『skyticket Presents DEEP 108 IMPACT』の開催が決定した。
DEEP JEWELSのカードとして、ストロー級5分2Rでケイト・ロータス(KING GYM KOBE)vs.ARAMI(フリー)が決定。
ケイトは柔道、糸東流空手、ボディビル、スポーツインストラクターを務めていた経験をバックボーンに持ち、2020年12月のプロデビュー戦で熊谷麻理奈を腕十字で極める一本勝ちも、3月大会でHIMEの打撃に後退し、プロ2戦目で初黒星を喫した。続く9月大会でもAACCのミッコ・ニルバーナ相手に組みで下となり判定負け。いずれも接戦ながら連敗を喫したが、東京に活動拠点を移しての12月大会で栗山葵に判定勝ち。フライ級からストロー級に階級を移しての第一戦となった今年5月、ベテランの長野美香にフロントチョークで敗れた。
本人は試合経験を多く積むことを希望しており、早くも再起戦が決定した形だ。
(写真)現RIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花(右)とも対戦しているARAMI
対するARAMIは2017年に韓国の『Road FC 39』でプロデビューし、ホン・ユンハに判定勝ち。2戦目はDEEP JEWELSで古瀬美月にTKO勝ち。3戦目は青野ひかるに体重超過の減点2が響いて敗れ、4戦目はソ・ユジンに一本負け。しばらく試合間隔が空き、2020年7月のDEEP JEWELSでは61kg契約で杉山しずかの対戦相手に名乗りを上げ、3Rまで奮戦するも最後は腕十字で敗れた。続く8月のDEEPでは55kg契約で新鋭の栗山葵から勝利も、10月には新鋭・伊澤星花に54.5kg契約で判定負けを喫した。12月はフライ級(-56.7kg)でミッコ・ニルバーナに判定負け、2021年6月には同じフライ級で奈部ゆかりにも敗れて連敗を喫した。
階級を全く気にせずどんな相手とでも戦うARAMI、今回は一気にストロー級(-52.2kg)まで階級を下げてケイトと戦う。成績は芳しくないが様々な経験を積んでいるARAMIは、まだ6戦目のケイトにとって大きな壁となりそうだ。