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【THE MATCH】野杁正明vs.海人の中量級国内最強決定戦がついに決定、江幡睦vs.璃明武、内田雄大vs.マハムード・サッタリ、笠原友希vs.中島千博と団体の枠を越えた対決も

2022/05/19 12:05
 2022年6月19日(日)に東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』の第三弾対戦カードおよびPPV概要発表記者会見が、5月19日(木)都内にて行われた。  新たに発表されたのは4カード。格闘技ファン待望の中量級国内最強決定戦との呼び声も高いK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs.S-cup2018 -65kg世界トーナメント王者・海人(TEAM F.O.D)がついに正式決定。68.5kg契約・3分3R延長1Rで対戦する。  野杁は空手からキックボクシングに転向し、2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者となった。翌年にはウェルター級に転向し、ジョーダン・ピケオーには敗れたもののその後は連勝。2021年9月の「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して王者となり、2021年のMVPを獲得した。2022年4月には加藤虎於奈を2RでKO。戦績は47勝(23KO)10敗。  シュートボクシング(以下SB)の絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にトーナメントを制してSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、RISEでは緑川創や“ブラックパンサー”ベイノアを破り、REBELS(現KNOCK OUT)では日菜太との70kg級日本人最強決定戦を制し、RIZINでも3戦全勝。4月のRISEではベイノアとの再戦で1Rわずか41秒でKO勝ちし、現在11連勝中。戦績は45勝(21KO)6敗1無効試合。 江幡睦 vs.璃明武、内田雄大vs.マハムード・サッタリ、笠原友希vs.中島千博も決定  江幡睦(伊原道場)vs.璃明武(=りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)の55kg契約・3分3R延長1Rも決定。  新日本キックボクシング協会所属の江幡睦は双子の弟・塁と共に幼い頃から極真空手を学び、中学生でキックボクシングを始めた。2007年9月に兄弟そろって新日本キックボクシング協会でプロデビューすると連戦連勝ですぐに頭角を現し、2010年3月に19歳で日本フライ級王者に、2014年4月にはWKBA世界バンタム級王座も獲得。2019年10月、最大の目標とするラジャダムナンスタジアム王座に4度目の挑戦を行ったが、ドローで王座獲得はならなかった。長年にわたって新日本キックのエースとして活躍し、破壊力抜群のパンチ&ローで国内外の強豪をマットに沈め、ほぼムエタイルールで38勝(27KO)7敗3分の戦績を誇る。2020年9月にはRIZINに初参戦し、RISEバンタム級1位・良星から2度のダウンを奪って勝利。しかし、2021年7月の「RISE DEAD or ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では1回戦で風音に延長戦で敗れ、2022年4月のRISEでは鈴木真彦に判定負け。  璃明武は空手のバックボーンを持ち、第15回「K-1アマチュア」Aクラス-55kgトーナメントで優勝。2018年4月にプロデビューを果たし、デビューから5連勝を飾ったが、7戦目で元Krushバンタム級王者・佐々木洵樹に判定で敗れ初黒星。2021年2月の再起戦で蒼士に判定勝ちして再起を飾ると、8月から開幕した「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝して王座に就いた。2022年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝へ進出するも金子晃大に敗れている。戦績は11勝(4KO)2敗。  また、HOOST CUP日本ヘビー級王者・内田雄大(フリー)vs.K-1無差別級トーナメント優勝者マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)の100kg契約の重量級対決、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)vs.Krushスーパー・フェザー級王者・中島千博(POWER OF DREAM)の王者対決(60kg契約)も決定した。  会見に登壇した榊原信行氏は、「後日残り、3、4試合を発表します。チケットはすでに完売していますが、追加席の発売を準備しています」と語った。  なお、同大会を完全生中継するABEMAの配信一般チケットは5,500円。那須川天心と武尊の応援チケットは7.700円となることが発表された(5月19日の昼12時から販売開始)。
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