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2022年5月7日(土)、名古屋国際会議場イベントホールにて、HEATの50回記念大会『HEAT50』が開催された(TiGET配信)。
▼第9試合 HEAT MMA ライト級(70.3kg)タイトルマッチ 5分5R
×草MAX(TEAM CLIMB)70.2kg
[2R 4分45秒 リアネイキドチョーク]
〇岡野裕城(マッハ道場)70.1kg
※岡野が新王者に
阿部右京にTKO勝ちして王座についた草MAX(TEAM CLIMB)が、2021年10月のHEATで菅原和政に判定勝ち、挑戦権を手にした岡野裕城(マッハ道場)を相手に防衛戦に臨む「HAET MMAライト級タイトルマッチ」。
1R、サウスポー構えの草MAX。オーソドックス構えの岡野。左ミドルで一瞬バランスを崩した草MAXもすぐに立ち上がる。岡野は左ジャブを当て、右インロー。 草MAXも前手の右ジャブを突く。草MAXの左の蹴り足を掴んで押し込む岡野はシングルレッグ。
左で差すと草MAXは右で小手に巻く。岡野は右ミドルを返す。さらに左のリードジャブ! 草MAXは右カーフ、関節蹴りをこつこつ当てる。ワンツーの右で前進も組むのは岡野。草MAXは右で小手に巻き、金網背に凌ぐ。
2R、左前手で草MAXの前手をはじいてジャブを突く岡野。ノーモーションで刺す。右ローを返す草MAX。組む岡野も力を使い過ぎずブレーク。
左ミドルの草MAXに右の蹴り返しの岡野。さらにフェイントから右ミドルをヒット。さらに左ボディストレート。草MAXは右カーフィを当てる。右にズレて左ストレートでダウン奪う草MAX!
しかし、岡野はすぐに足を手繰りテイクダウン。草MAXの立ち際にバックを奪う岡野はバックマウントからリアネイキドチョーク! アゴ上から極めて絞めると、草MAXがタップした。
試合後、岡野は「ベルト獲ったら泣いちゃうかと思ったけど、泣かないということはまだまだですね。頑張ります。あとちょっと今日は来れなかったですけど、師匠のマッハさん、俺と格闘技を引き合わせてくれてありがとうございました」と笑顔で挨拶した。