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【RISE】憂也がBOM王者のJを迎え撃つミドル級戦、松井大樹vs.HAYATO、山科直史vs.松永隆のフェザー級2試合が決定

2022/05/06 20:05
 2022年5月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 158』の追加対戦カードが発表された。  ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで、同級3位・憂也(魁塾)とWMCインターコンチネンタル・ミドル級王者&第2代BOM同級王者J(TSK Japan)が対戦。  憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。2013年12月には第2代DEEP☆KICK-65kg王者となった。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利。右ストレートに破壊力を持ち、3試合連続で初回KO勝ちを収めて臨んだ2020年12月の『RISE』では緑川からダウンを奪って延長戦で勝利を奪う番狂わせを起こした。しかし、2021年2月のRISEでは“ブラックパンサー”ベイノアに延長戦の末に判定で惜敗。7月の『NO KICK NO LIFE』では緑川と再戦してドロー、11月のねぎ魔神には判定勝ちを収めた。戦績は26勝(12KO)13敗3分。  JはBOMの常連ファイターで、WMC日本スーパーウェルター級王座、ルンピニージャパン同級王座、WMCインターコンチネンタル・ミドル級王座を獲得。パンチ、ヒジを得意とし、4月にはBOMミドル級王座決定トーナメントで松島勲也を延長戦の末に判定で振り切ったが、決勝戦で喜多村誠に判定負け。しかし12月の喜多村との再戦では判定3-0で勝利しタイトル奪取&リベンジに成功した。  フェザー級(-57.5kg)3分3RではKing of Rookie 2021 -55kg級優勝・松井大樹(MEIBUKAI)とHAYATO(CRAZY WOLF)が対戦。  松井は幼少期から空手を学び、アマチュアキックボクシングでも21戦無敗、ISKAアマチュアキックボクシング世界大会でも優勝を果たし、昨年9月のRISE横浜大会でプロデビュー。河津伸太郎に判定勝利でデビュー戦を白星で飾ると、同年に「Stand up」で開催された新人王トーナメントで優勝を果たした。今年2月には『RIZIN TRIGGER 2nd』にも出場し判定勝利。現在4戦全勝中だ。  HAYATOは士道館世界大会でグローブ空手と士道館空手の二部門を制した世界二冠王で、現在は関西を拠点に活躍中の20歳。昨年11月のDEEP☆KICKで元RKSライト級王者のYU-YAを秒殺KOし、満を持してのRISE初参戦となった今年の1月の戸井田大輝戦ではカーフキックを効かせるものの、貰いながらも前に出る戸井田にヒットを奪われ判定負けを喫している。  同じくフェザー級(-57.5kg)3分3Rでは、山科直史(極真会館)と松永隆(新宿レフティージム)が対戦する。  山科は幼い頃から極真会館の成増道場で “ブラックパンサー”ベイノアと極真空手を学び、2019年の「全日本高校生空手道選手権で優勝、昨年6月にプロデビューを果たした19歳。前戦の『RISE EVOL.10』ではキャリアで勝る福島草太相手に飛びヒザ蹴りで2RKO勝利し、現在3戦全勝。  対する松永は秀樹、金子梓らが所属する新宿レフティージムの内弟子ファイター。アマチュアで経験を積み昨年8月にプロデビューを果たし判定勝利。12月には松井大樹相手に初黒星を喫したものの、再起戦となった今年2月の『Stand up vol.8』では3Rに右フックで室屋宏幸をリングに沈め、大会MVPを受賞している。  フェザー級は3月大会で梅井泰成が新王者となり、新たな戦いがスタートしたばかり。ランキングには平野凌我、門口佳佑、澤谷大樹、宮崎就斗、山川賢誠、森本“狂犬”義久などがひしめいているが、新鋭4選手はここへ食い込むことが出来るか。
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