チャンピオン養成工場・橋本道場の岩浪(左)が1年9カ月ぶりの復活、挑戦者決定戦を制した元山(右)の挑戦を受ける(C)JKI
2022年7月10日(日)東京・品川インターシティホールで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION『RESISTANCE-7』の主要対戦カードが発表された。
INNOVATIONスーパーバンタム級(55.34kg)タイトルマッチ3分5Rとして、王者・岩浪悠弥(橋本道場)が挑戦者に元山祐希(武勇会)を迎えての防衛戦を行う。
岩浪はINNOVATIONフライ・バンタム・スーパーバンタム級王座の三階級を制覇、WBCムエタイ日本フライ級王座、ルンピニースタジアムジャパン認定バンタム級王座、MuayThaiOpen同級王座も獲得。ヒットアンドアウェイを得意として高い防御力を誇るが、攻撃力も増してきた。2020年10月の石井一成戦でTKOに敗れ、その後は怪我など諸事情により長期戦線離脱していたが、1年9カ月ぶりに復帰することになった。
挑戦者の元山はINNOVATION興行や岡山ジム主催興行、チャクリキジャパン興行などでこの数年活躍してきたランカーで、2022年3月に岡山でMASAKINGを次期挑戦者決定戦で破り挑戦権をゲットした。現在INNOVATIONスーパーバンタム級3位で、ICO認定インターコンチネンタルフェザー級王者。
INNOVATIONバンタム級(53.52kg)タイトルマッチ3分5Rでは、王者・平松侑(岡山ジム)が挑戦者に神助(エムトーンジム)を迎えての防衛戦を行う。
2022年4月大会で神助はベテランの片島聡志に長いリーチから繰り出される打撃で判定2-0の勝利。これにより今回の挑戦権を得られた。
迎え撃つ王者・平松は2021年1月17日に現KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星と王座決定戦を戦い、大接戦の中、番狂わせの判定勝利を収め見事戴冠。今年3月の岡山大会ではオープンフィンガーグローブ着用のZAIMAX MUAYTHAIトーナメントに出場し、準決勝で以前KO負けしているMASAに勝利して決勝戦進出。決勝では花岡竜に敗れたが、爪痕を残した。
また、以下の4カードも決定している。
▼ジム対抗戦 70kg契約 3分3R ※ヒジ打ちなし
風間大輝(橋本道場)
青谷秋未(正道会館健明館)
▼ジム対抗戦 フェザー級(57.15kg)3分3R ※首相撲・ヒジ打ちなし
前田大尊(マイウェイジム)
藍之輔(STRIFE)
▼ジム対抗戦 スーパーバンタム級(55.34kg)2分3R ※ヒジ打ちなし
藤平泰地(花澤ジム)
門倉秀樹(STRIFE)
▼ジム対抗戦 フライ級(50.8kg)2分3R ※ヒジ打ちなし
鴇田波琉(モリタキックボクシングジム)
石井識規(STRIFE)