【RIZIN】クレベル・コイケ、萩原京平を極める自信しかない「ボペガー（極める）とアカボー（終わり）は絶対言います」

　2022年5月5日（木・祝）都内某所で開催される『RIZIN LANDMARK vol.3』出場選手の個別インタビューが3日（火）都内にて行われ、メインイベントの68kg契約5分3Rで萩原京平（SMOKER GYM）と対戦するクレベル・コイケ（ボンサイ柔術）がインタビューに答えた。 「いつもとあまり変わらないです。元気あって問題ないです」というクレベル。萩原の印象は「私は彼があまり好きじゃない」とする。その理由は萩原がやるスモーカーポーズ（喫煙ポーズ）が嫌いとのことで「子供が見ている。あのポーズはよくない。それが好きじゃない」と嫌悪感を示した。 　以前から「萩原をボコボコにしたい」と言っていたのは、打撃のコーチであり練習仲間の鈴木博昭が萩原に敗れているからなのかと問われると「それはもちろん。自分の先生に勝ったから、リベンジに行きたい。でもそれだけじゃなく、彼は強くなっているし有名だし、それでやりたいと思った」との理由を話す。 　萩原は3月に弥益ドミネーターに敗れているが、それでも戦いたいとの気持ちは変わらなかったのかと聞かれると「日本に私の相手はあまりいないけれど、萩原だけはやりたい。もちろん勝ってくれた方がよかったが、彼が勝つ負けるは関係なく、彼は日本で人気はあるから。将来彼が強くなるかもしれないってみんな信じているかもしれないけれど、大事なのは今の戦いです」と、人気のある萩原と戦いたかったとする。 　では、その萩原の強いと思う部分はどこかとの質問には「彼は打撃だけ強い。テクニックじゃない。彼は喧嘩だけ強い、それだけ。彼は攻撃している時は強いけれど、逆に相手に攻撃された時は逃げている」と言い、「彼はまだMMAじゃない。まだ喧嘩スタイルだけの人」とMMAファイターとしては未熟だと指摘。 　萩原のパンチについては「私は怖くない。凄い練習した。（佐々木）憂流迦にパンチを当てられて勉強になった。鈴木（博昭）に厳しい練習をしてもらったので心配はない。次の試合では間違いはしません」と自信を見せた。 　しかし、パンチの打ち合いに付き合うつもりはなく「彼はそれが得意だけれど、萩原と同じレベルでは戦わない。私はテイクダウンもできるし、柔術も出来るから。彼は確かに強いキックとパンチを持っているけれど、心配はない。朝倉（未来）とか打撃が得意な選手とやったことは過去にもあるから気にしない。でも萩原は寝技が強い人とやったことがないから心配だろうね」と、同じ土俵では戦わないとした。 　インタビュー序盤で「もちろん次の試合も一本で極める。三角絞めは絶対に極まります。間違いないです」と答えていたクレベルだが、改めてフィニッシュは三角絞めなのかと聞かれると「次はバックチョークかな。萩原は絶対に寝技に付き合わない。絶対に逃げる。でも心配ない。自分がテイクダウンしてあとはバックをとって絞める。もちろん1Rです」と、1Rにバックチョークで仕留めると予告。 　勝って今回も「ボペガー（極める）」と叫びたいかとの質問には「もちろんです」と即答。「ボペガーとかアカボー（終わり）は絶対言います」と、必ずフィニッシュすると断言した。なぜ試合中にそういった言葉を叫ぶのかと聞かれると「分からない(笑)。それは自信があるからかな。完全に技が入っていて相手は逃げられないから。アカボーと言う時は絶対に終わりで、相手にチャンスはない。私が言葉を出す時は、相手のタップか落ちるのを待つだけだよってことです」と説明した。 　また、海外の強い選手と戦いたいとの希望については「そのイメージはまだないね。まだあまり考えていない。ベラトールの選手だったら誰かとは考えていない。誰でも戦うね。チャンピオンになったら誰でも戦う。日本の代表としてRIZINのベルトを守りたいです」と、同門のホベルト・サトシ・ソウザのようにRIZIN王者になったら海外からの選手を迎え撃ちたいとする。 　ポーランドのKSWでフェザー級王座を獲得した時と、RIZINでタイトルを狙うのはどちらが難しいかとの質問には「日本。ポーランドだったら知り合いがいないし、試合をするだけだから。でも日本だとちょっとプレッシャーがあるね。家族が近くにいる、生徒たちが近くにいる、ファンもいるから。日本のファンは私がチャンピオンになるのを待っているから、それがプレッシャーになるね。だから日本での試合が一番難しい。三角絞めもそう。それ、今めちゃプレッシャーあります(笑)。4試合で一本勝ちだから、次で出来なかったらどうしようかなって考えてしまう。みんな私の一本勝ちを待っているから。チャンピオンになるまで全部一本勝ち出来るように頑張ります」と、周りから期待されることがプレッシャーになるので日本の方が難しいと答えた。