新鋭の美女格闘家ケイト(左)と元祖・美しすぎる女子格闘家と呼ばれた長野が対戦する
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 37』の大会トレーラーが、DEEPの公式チャンネルにて5試合分まとめて公開された。
第4試合のストロー級5分2Rで、長野美香(フリー)とケイト・ロータス(KING GYM KOBE)が初対決。公開されたトレーラーで「JEWELSが誇る2大美女ファイターが激突」と煽られているとおり、元祖・美しすぎる女子格闘家と美女格闘家の対決が話題を呼んでいる。
長野は小学生でレスリングを始め、名門・中京女子大学レスリング部時代には2002年ジャパンクイーンズカップ55kg級4位、2004年51kg級4位などの実績を残す。タレント活動を経て2007年12月にプロMMAデビュー。JEWELSには旗揚げ戦から出場し、石岡沙織と共に現在のDEEP JEWELSの礎を築く。2013年12月に一度引退するが、2016年に復帰。2018年大晦日にはRIZINで山本美憂と対戦するも敗れた。今回の試合はMMAでは2019年6月の本野美樹に敗れて以来の試合となる。
ケイトは柔道、糸東流空手、ボディビル、スポーツインストラクターを務めていた経験をバックボーンに持ち、2020年12月のプロデビュー戦で熊谷麻理奈を腕十字で極める一本勝ちも、3月大会でHIMEの打撃に後退し、プロ2戦目で初黒星を喫した。続く9月大会でもAACCのミッコ・ニルバーナ相手に組みで下となり判定負け。いずれも接戦ながら連敗を喫したが、東京に活動拠点を移しての12月大会で栗山葵に判定勝ち。今回はフライ級からストロー級に階級を移しての第一戦となる。
K-Clannで伊澤星花らと練習を積むケイトはトレーラー内で「毎日ボコボコにされているので、上達しているのかも分からないくらい。ある意味充実していますね」と厳しいトレーニングを積んで2022年初ファイトに臨むとする。
29戦のキャリアを持つベテランの長野に5戦目で挑むことになるが、「昔から活躍されていて、華もある選手なので、その華のある選手の胸を借りるつもりで…でもガムシャラにしっかり決着をつけたいなと思っています」と、「一本かKOは狙いたいなとは思っています」と完全決着で勝利するつもりだ。
一方、約3年ぶりのMMAでの試合を迎える長野は「勝ってトロフィーをもらいたいというのが今の目標です」と、純粋に勝利が欲しいとする。
ケイトには「フィジカルの面でもポテンシャルが凄く強い選手だなと思いました」との印象を語り、「いつも弱気な自分だったり不安だって気持ちもあったんですけれど、その部分は見せず最後まで諦めない気持ちでやりたいです」と、弱気や不安を振り払って挑みたいと語った。