フライ級初代王座を懸けての4人制トーナメントが今回より開幕。空龍（左）と田丸がメインで対戦する
2022年4月24日（日）東京・後楽園ホール『RISE 157』の前日計量＆記者会見が、23日（土）都内にて14：00より行われた。
今大会より新設されたRISEフライ級（51.5kg）の初代王座決定トーナメントが開幕。その準決勝として初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰（TRY HARD GYM）vs.空龍（空修会館）、数島大陸（及川道場）vs.初代DEEP☆KICK -51kg王者・塚本望夢（＝つかもと・もうむ/Team Bonds）が行われる。
メインイベントで対戦する、田丸は51.45kg、空龍は50.75kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で伊藤隆RISE代表は「日本最強の4人が揃った。RIS最軽量級なのでスピードとアグレッシブを見せて欲しい。田丸は最年長で20歳、あとは10代、凄く若い選手で実力ある4人です」と、期待を寄せた。
スーパーフライ級から階級を下げての2階級制覇を狙う田丸は「今のところ計量だったり、今まで練習だったりとかジムのみんなに支えてもらって、フライ級でも順調に行ってるので明日は試合で一方的にボコボコにしてぶっ倒したいと思います」と威勢がいい。
対する空龍は「とにかくしっかり勝って決勝につなげたいと思います」とシンプルなコメント。
出場4選手の中で自分が優っているものは何だと思うかとの質問に、田丸は「全てです。倒せる力も距離感も華も何もかも負けているところはないと思います」と堂々と言い放つ。空龍は「スピードと捉えにくい多彩な技だと思っています」と、スピード＆テクニック自慢の4人の中でも自分が一番優っているとした。
今回が初の51.5kgとなる田丸だが「減量に関しては、長めに初めての体重なので慎重に期間かけてやったんですけれど順調に落ちて、53kgの時と同じ水抜きの量でした。仕上がりもいいのかなって感じで。食事も普通に出来て調子もいいんですけれど、練習だったり前日がどれだけ調子がよくても試合で調子がよくなければ意味がないので、これからしっかりリカバリーしてフライ級にどれだけ適応して戦えるのかは自分自身楽しみです」と、今のところは問題ないが試合で動いてみないと本当のところは分からないという。
一方、トーナメント初戦で一階級上の元王者と戦うことになった空龍は「王者になるためには全員に勝たないといけないと思っているので、1回戦で田丸選手と出来るのは逆に嬉しい」と優勝候補と初戦で当たれることは嬉しいと答えた。
ベルトへの想いについては、田丸が「初代王者を2階級制覇したらカッコいいと思うので僕が巻きます」と、スーパーフライ級に続いて自分がフライ級でも初代王者として名を刻むとし、空龍は「戦績に2敗ありますが、このベルトを獲ったらそれもチャラになると思うので絶対に獲ろうと思います」と過去の2敗を払しょくしたいとする。
最後に田丸は「明日は100人以上が応援に来てくれるし、今までたくさんサポートとしてくれた皆さんを笑わせられるようにベルトを巻くので。それと、空龍選手は自分が盛り上げると言っているが、空龍選手じゃ盛り上がらないし、俺の力でメインを締めます」と宣言。それを聞いた空龍は「いま盛り上がらないと言われましたが、逆にしっかり盛り上げて僕が勝ちます」と盛り上げて勝つのは自分だと返答した。
また、今夜の勝負メシを聞くと田丸は「昨日Tiktokでめちゃ美味しそうなものを探していて、お肉が美味しそうだったので焼肉を食べたいです」と笑い、空龍は「中華料理ですかね」とざっくりと答えた。
