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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が前十字靭帯断裂で手術「半年後に100%に戻るならば復帰したい」

2022/04/09 20:04
 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が、自身のYouTubeチャンネルにて練習中に大怪我を負って手術することを発表した。  ぱんちゃんは「先週、練習中に怪我をしてしまいました。格闘家において致命的な凄く大きな怪我をしてしまって。前十字靭帯断裂という、皆さん聞いたことがあると思うんですけれど堀口(恭司)選手がなった怪我ですね。堀口選手で復帰に1年4カ月かかったのかな」と、前十字靭帯断裂を負ったことを明かす。  軽いマススパーリングをやっている最中に、前蹴りをキャッチされて軸足を払われた時に、ヒザの横に蹴りをもらってヒザが内側に入ったことで断裂してしまったと説明。「息が出来ないくらいの衝撃があって。次の日にMRIをとったら靭帯断裂。手術しないと戻らないということで入院することになりました」と、4月13日に手術を受け、10日間入院するという。 「最初に診断を受けた時は絶望して号泣したんですが今は大丈夫です。覚悟はできていたので」と明るくふるまうぱんちゃん。 「私は続けたいという気持ちが今でもまだあります。半年間練習が出来ない、めちゃめちゃ不安なんですけれど半年後に100%に戻るならば復帰したいと思っています。ただ先生の話にもあったんですけれど、100%戻る保証は正直ないそうで、この怪我になって戻った選手もいますし、もちろん引退した選手もいますし、半年後にしっかり練習が出来るようになってみないことにはこればかりは分からないので、復帰しますとも引退しますとも今の段階では言えないです。希望は続きたいです」と、復帰するかどうかは半年後でないと分からないとする。  もし100%に戻らなかった場合は「復帰するつもりはないです。強かった選手で終わりたいというのが一番にあるので」と、手術前よりも自分のパフォーマンスが落ちるようであれば引退も考えると衝撃的な発言。 (写真)笑顔も見せながら「最後まであがきを見せたいと思います」と復帰へ向けて前向きなぱんちゃん 今は「半年間決めずにリハビリを頑張りたいです。普通に歩けるようになるのが3カ月くらいで」と、手術後は先のことを考えずにリハビリを頑張りたいと言うが、怪我をして2日後には固定器具無しで普通に歩けたので医者からはビックリされたという。ぱんちゃんによれば、筋肉がしっかりしているので普通なら筋力が半分以上落ちるところ15%しか落ちていないとのこと。  それでも現段階では復帰できるかどうかは分からない、とぱんちゃん。「落ち込んでいても仕方がないので、どうにもならないので、まだ何でもできる年齢ですし、もう1回リングに戻りたい気持ちはあります」と言い、「最後まであがきを見せたいと思います。元気な姿を見せたいと思います」と明るく前向きに手術とリハビリを頑張ってくるとファンに告げた。
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