2022年4月10日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.2』の前日計量&記者会見が、9日(土)都内にて17:00より行われた。
セミファイナルの第7試合で、SB日本フェザー級王座決定戦3分5R延長無制限Rを争う同級1位・魁斗(立志會館)は57.4kg、川上叶(龍生塾)は57.5kgで計量をパス。
続いてタイトルマッチ調印式と会見が行われ、バンタム級に続いての2階級制覇を狙う川上は「明日は一番いい試合できるように練習してきたので、楽しみにしておいてください」、RKSスーパーフェザー級王座&HOOST CUP日本フェザー級王座に続いて3本目のベルトを狙う魁斗は「明日は一番盛り上げて絶対にベルトを獲る」と、それぞれ熱闘を誓う。
計量で対戦相手と顔を合わせた印象を聞かれると、川上は「顔を見たらバッチリ仕上がっている顔はしていた。僕もバッチリ仕上がっているので最高の試合になると思います。お楽しみに」、魁斗は「特に大きくも小さくも見えなかったので、明日は自分の試合をしたいと思います」とそれぞれ答える。
会見の冒頭ではシーザー武志会長より「タイトルマッチに関しては、このコロナ禍の中でファンの方々が会場に来ることを敬遠して映像だけで見ているような状況です。選手自体がもっともっと頑張って、映像だけで終わるのではなく会場へ試合を見に行きたいという戦いをしてくれないとダメだと思います。特に選手に言っておきますが、1Rから隙があれば倒しに行くという戦いを見せないと、離れたお客さんは帰ってこないです。それを肝に銘じて戦って欲しいです」と、選手たちに檄を飛ばした。
その言葉を受けて魁斗は「最近は他団体に出ていたので、その相手にやってきた技術、攻防を見せてしっかり倒して勝ちます」と、他団体での試合で得てきたものを明日のリングにぶつけると言い、川上は「相手は他団体のベルトを持っていますが、SBのベルトはそう簡単には獲れないことを僕が勝って証明したいと思います」と、元バンタム級王者としてSBのベルトを獲るのは簡単なことではないと教えたいと言い放つ。
また、6月19日(日)東京ドームで決定した『THE MATCH 2022』を含め、この試合後に見据えているものはあるかとの問いに、川上は「6月のことは何も考えていなくて、次はこれに勝って強いヤツ誰でもいいから片っ端から倒していきたいです」とSB王者として強い相手と戦っていきたいとし、魁斗は「6月のことは考えてないです。明日、しっかり勝って次につなげたいと思います」と勝つことで次が見えてくるとした。
<計量結果>
▼第8試合 SB日本ライト級タイトルマッチ 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R西岡蓮太(龍生塾/王者)=62.5kg笠原弘希(シーザージム/同級1位・挑戦者)=62.5kg
▼第7試合 SB日本フェザー級王座決定戦 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R魁斗(立志會館/同級1位)=57.4kg川上 叶(龍生塾/SB日本スーパーバンタム級2位)=57.5kg
▼第6試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位)=65.0kgリュウイチ(FREE/TENKAICHIスーパーライト級王者)=65.0kg
▼第5試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級2位)=55.0kg心直(REON Fighting Gym/SB日本バンタム級1位)=54.95kg
▼第4試合 53.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本バンタム級4位)=53.0HIROYUKI(RIKIX/元新日本バンタム級王者、元新日本フライ級王者)=53.0kg
▼第3試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位、前SB日本スーパーウェルター級王者)=95.85kg笹田勝俊(笹田ジム/RKSヘビー級王者)※21:00東京着のため後程計量
▼第2試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級4位)=67.5kg越智信平(フリー)※21:00東京着のため後程計量
▼第1試合 53.0kg契約 スターティングクラスルール 3分3R延長1R遠藤凌夢(龍生塾ファントム道場)=52.7kg星 拓海(IDEAL GYM)=52.5kg