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【Krush】植村真弥が63kg減量して75kg戦線へ、神保克哉と対戦「もうキツそうですけれど大丈夫ですか?」(神保)

2022/04/05 20:04
【Krush】植村真弥が63kg減量して75kg戦線へ、神保克哉と対戦「もうキツそうですけれど大丈夫ですか?」(神保)

-75kg級の新設目指して奮闘する神保(左)の前に、元ヘビー&クルーザー級の植村が大幅減量して現れた

 2022年5月21日(土)東京・後楽園ホール『Krush.137』の記者会見が4月5日(火)都内にて行われ、対戦カード第一弾が発表された。

 -75kg契約3分3R延長1Rで、神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と植村真弥(WSRフェアテックス幕張)が対戦する。


 神保はK-1アマチュアを経て2015年6月にKrushでプロデビュー。2019年6月にはKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーに挑戦したことも。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦敗退。2021年3月より-75kgの階級設立をアピールして体重を上げると、ジュリオ・セザール・モリに判定勝ち、ブハリ亜輝留にKO勝ち、EITOにKO勝ち、そして今年2月にはダニロ・ザノリニに判定勝ちと4連勝。戦績は13勝(6KO)6敗1分。


 植村は2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦、これまで5勝(3KO)2敗1分の戦績。今年2月14日、WMC日本ヘビー級王座に続いて王座決定戦を制してM-1 JAPANライトヘビー級王座を獲得している。今回は2021年4月に中平卓見をKOして以来のKrush参戦。戦績は13勝(8KO)10敗1分。これまでヘビー級、クルーザー級で試合を行ってきたが、75kgに大幅減量して臨むことになった。

 以前よりかなり身体が小さくなったように見える植村は「体重も落ちてきたので75kgで頑張って戦いたいですね」と挨拶、神保は「Krush出たかったすね。タイトルマッチぶりのKrushなので、このリングには思い残すことがあるんですよ。最近モチベーションもなかなか上がってなかった中で原点に復帰できるのはチャンスだなと思っていて。やりたかったので楽しみにしています」と、やる気のコメント。


 互いの印象を聞かれると、植村は「いかついですよね。普通に」と見た目の印象。神保は「植村選手のファイトスタイルは結構好きっすよ。でも75kgに減量したらあの体格が活きないのではと思っています」と、減量したら以前の戦い方が出来ないのではと指摘した。それに対して植村は「やってみないと分からないですけれどベストを尽くして。前の試合よりは動けるようになったのであとは試合で」と、とにかく試合を見てくれとした。

 ここからの目標を聞かれると植村は「自分のジムを出したのでお客さんがいっぱい来てくれれば嬉しいですね。なので試合いっぱいください」と、自分のジムをオープンしたので頑張りたいということと、試合をたくさんやりたいとする。神保は「変わらず75kg(の階級)を設立してもらって、ムカつく転校生をぶっ飛ばしたいと思っています」と、4月3日の『K’FESTA.5』でのK-1復帰戦に勝利した松倉信太郎(team VASILEUS)へ敵意を向ける。


「俺の引き立て役にしては、もうちょっと頑張って欲しかったなと思うし、中村Pを代弁すると、お前のせいで判定が続いたぞと思っています」と、松倉にダメ出しする神保。

 一方、植村はなぜ大幅減量をしたかと聞かれると「軽い方が元々の体重と比べれば軽ければ軽いほどいいのもあるし、自分を出せるかなというのがあってやってきました」と体重が軽い方が本来の自分を出せるとし、最大138kgから75kgへの減量を決めたという。その減量方法とは「スポーツマンらしからぬ感じですが、食っては吐いての繰り返しでした」と答えて場内をどよめかせた。

 そんな減量方法で体調が悪くならないのかと問われると「この身長(168cm)で100kgを超えると糖尿病が心配じゃないですか。それは回避できたかなと思って」と、糖尿病の方が心配だったとする。


「神保選手も75kgを盛り上げていて、自分もここに照準を向けて頑張ろうと思ったので感謝しています」と、新天地の75kgでやる気を見せたが、「ベルトは特に考えてないですね。一戦一戦本当に勝負だと思っているので、それだけです」とタイトルを目指すというよりも、一戦一戦勝っていくことを考えているとした。

 植村のコメントを聞いた神保は「もうキツそうですけれど大丈夫ですか? 当日はベストコンディションで来てください」とエールを送り、「サモアの怪人、マーク・ハントっぽいと思っていて。でも、あの体格あってのアレなので。今キツそうなので、どうなるのかなって楽しみではありますね」と、植村が当日どうなっているのかが楽しみだと話した。

 また、「自分が(-75kgの階級新設を)発言してから1年半経つので、全然できないなってモチベーションも上がらなくて。ムカつくヤツも来たし、最近格闘技を楽しめていなって。今回Krushは原点なのでまずは格闘技を楽しもうかなと思っています。あとは、そこからまた言いたいこと言います」と、なかなか新階級が設立されないことでモチベーションが下がっていると言い、今回勝ったら言いたいことを言うと予告。

 そして、植村が「70kg台になって自分に少し可能性を感じたのもあって自信はあるので、応援よろしくお願いします」と自信のコメントで締めくくれば、神保は「Krushで俺の気合いを見てください」と宣言した。

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