MMA
ニュース

【K-1】松倉信太郎「ここからK-1を代表する選手になる」 "狂拳"竹内裕二とSATORU成合は早くも戦闘モード、ゴンナパーに挑む鈴木翔也が名勝負宣言=4月3日(日)「K'FESTA.5」代々木

2022/04/03 13:04
【K-1】松倉信太郎「ここからK-1を代表する選手になる」 "狂拳"竹内裕二とSATORU成合は早くも戦闘モード、ゴンナパーに挑む鈴木翔也が名勝負宣言=4月3日(日)「K'FESTA.5」代々木

(C)ゴング格闘技/K-1

 2022年4月2日(土)13時から国立代々木競技場 第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5~」に向け、2日、前日計量と記者会見が行われた。

 第8試合は-61kg契約のスーパーファイト、“狂拳”竹内裕二vs.SATORU成合の一戦だ。竹内はこれが約5年7カ月ぶりのK-1復帰戦。38歳となり“レジェンド”と呼ばれるようになった“狂拳”だが、計量時の写真撮影やこの会見前のツーショット撮影でもSATORUと睨み合って一触即発になるなど、早くも戦闘モードだ。

「今回仕上がりもめちゃくちゃ良くて動きもいいと思うんで、バチバチにかましてやろうと思っています。期待しててください。よろしく!」と会見冒頭で威勢良く挨拶をしたが、「今回はスピードと破壊力を見といてください」と、試合に対しても自信たっぷりだ。

 1年間、WIZARDキックボクシングジムで練習してきたそうだが、「WIZARDvsペガサスの3連戦があるんで、そのへん楽しみにしといてください。ペガサス狩りさせてもらいます。イエイ!」と、SATORUが所属するK-1ジム総本部チームペガサスにも宣戦布告。自身の勝利で、ペガサスの軍司泰斗と対戦するWIZARDの斗麗にも勢いをつけるつもりだ。

 対するSATORUは2020年11月のK-1福岡大会で山本真弘に勝利しているが、その山本戦に続いてのレジェンドとの対戦に、「自分は今現役でやっている選手なんで、昔活躍していた選手に勝たせるわけにはいかないと思っています。こんなデカい舞台に呼んでもらえたんで、しっかり結果を残したいですね」と、第一線でやっている選手としての意地を見せる。「もうバッチリぶっ倒すイメージしかないんで倒します」と、ペガサス狩りをする竹内に対し、レジェンド狩りを堂々と宣言していた。

 第9試合の-75kg契約のスーパーファイトで対戦するのは松倉信太郎とジュリオ・セーザル・モリだ。松倉はかつてK-1甲子園王者となり、KrushやK-1のリングで活躍していたが、2017年を最後に離脱。他団体で王者になるなど実績を上げて、約4年ぶりにK-1のリングに舞い戻ってきた。

 今回は-75kg契約での試合となるが、この階級はまだK-1では作られていない。「今の実績はK-1の外で作ってきたものだし、K-1ではゼロだと思っているんで、こっからしっかりK-1の実績を作って、新階級を作ろうと思っている」と、自身が新階級設立の先頭に立つことを宣言。

 そのためにも「試合を含め全てにおいて印象を残していかないとその他諸々になっちゃうと思うんで、今はまだ注目度も低いと思うんですけど、K-1を代表する選手になれるように存在感を出していきたいなと思っています」と、復帰した舞台で存在感を残すことに躍起になっている様子だった。

 対するモリは昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているが、重量級とは思えないスピードと回転力のあるコンビネーションが特徴のファイターで、-75kgの新階級設立に向けた主要人物の一人。

「私は明日の試合のために練習をたくさんしてきたので、明日は実力をちゃんと出し切って楽しみたい」と挨拶をしたモリは、「いつも重量級で重量車のように重い戦いをしてきているというイメージをされているので、そういう重さとかではなくスピードも技術もあるというところを見せつけたい」と、こちらも自分の特徴を存分に見せつけて、存在感を発揮することを誓っていた。

 第10試合ではK-1ライト級スーパーファイトでゴンナパー・ウィラサクレックと鈴木翔也が激突する。ゴンナパーは昨年7月のK-1福岡大会で朝久泰央に敗れてK-1ライト級王座から陥落したが、12月のK-1大阪大会で西京佑馬に勝利して、再起を果たした。

 再びタイトル戦線への浮上を目指しているが、「準備は万全です。絶対に面白い試合をしてみsる」と、抜かりなく準備をしてきたようだ。言葉は少なかったが、「明日は自分のスタイルを100%出していきたい。そして皆さんに信じていただいて、絶対勝ちたい」と、いつも通り全力で勝利をもぎ取りに行く。

 このゴンナパーとの対戦するチャンスを得たのが、約1カ月前の2月「Krush.134」で、弘輝に3度のダウンを奪われながらも逆転KO勝利を飾った鈴木だ。「明日は大きい舞台での試合なんですけど、文字の如く懸命に戦いたいと思います」と固く誓った鈴木。

 前回のKrushでの弘輝戦の評判が良かったことが「前回、結構いい試合をしたとお褒めいただいて、翌日の会見で気分良かったので、K-1の舞台でもあれを味わいたいので、やっぱり」と心に残っているようで、「振り返った時に僕とゴンナパー選手の試合が一番良かったなと思ってもらえる試合をしたいなと思っています」と、元K-1王者にも不屈の闘志で立ち向かいベストバウトを狙う。

“狂拳"竹内裕二「WIZARDvsペガサス3連戦、ペガサス狩りさせてもらう」

「どうも! 狂拳です。今回仕上がりもめちゃくちゃ良くて動きもいいと思うんで、バチバチにかましてやろうと思っています。期待しててください。よろしく!(久々のK-1参戦でどこをアピールしたい?)今回はスピードと破壊力を見といてください。(会見の最後に)いいすか、俺、一言? 今回、俺、1年間、WIZARDで練習してきて、WIZARDvsペガサスの3連戦があるんで、そのへん楽しみにしといてください。ペガサス狩りさせてもらいます。イエイ!」

SATORU成合「昔活躍していた選手に勝たせるわけにはいかない」

「もうバッチリぶっ倒すイメージしかないんで倒します。(久々に参戦する選手を迎え撃つ側として、どんな試合をしたい?)自分は今現役でやっている選手なんで、昔活躍していた選手に勝たせるわけにはいかないと思っています。こんなデカい舞台に呼んでもらえたんで、しっかり結果を残したいですね」

松倉信太郎「K-1の実績を作って、新階級を作りたい」

「お集まりいただいた記者の皆様、会見者の皆様、配信で見てくださってる皆様、ありがとうございます。ここまでいろんなことを言ってきたんですけど、今の実績はK-1の外で作ってきたものだし、K-1ではゼロだと思っています。ここからしっかりK-1の実績を作って、新階級を作ろうと思っているんで、明日しっかり結果を出したいと思っているので、是非応援注目よろしくお願いします。

(久々のK-1参戦でどこをアピールしたい?)特に明日は本当に一流の選手が集まって華やかな舞台だと思うんで、普通に勝ったところでも埋もれちゃうと思っているし、存在感。試合を含め全てにおいて印象を残していかないとその他諸々になっちゃうと思うんで、今はまだ注目度も低いと思うんですけど、K-1を代表する選手になれるように存在感を出していきたいなと思っています」

ジュリオ・セザール・モリ「スピードも技術もある」

「この会場に来てくださってありがとうございます。私は明日の試合のために練習をたくさんしてきたので、明日は実力をちゃんと出し切って楽しみたい。よろしくお願いします。(久々に参戦する選手を迎え撃つ側として、どんな試合をしたい?)いつも重量級で重量車のように重い戦いをしてきているというイメージをされているので、そういう重さとかではなくスピードも技術もあるというところを見せつけたい」

ゴンナパー「自分のスタイルを100%出す」

「こんにちは、ゴンナパー・ウィラサクレックです。準備は万全です。絶対に面白い試合をしてみせます。(トーナメントやタイトルマッチなど、いろんなカードが並んでいる中で、自分たちはどんな試合をしたい?)明日は自分のスタイルを100%出していきたい。そして皆さんに信じていただいて、絶対勝ちたい」

鈴木翔也「僕とゴンナパー選手の試合が一番良かったなと思ってもらえるように」

「明日は大きい舞台での試合なんですけど、文字の如く懸命に戦いたいと思います。(トーナメントやタイトルマッチなど、いろんなカードが並んでいる中で、自分たちはどんな試合をしたい?)大会自体が無差別級のトーナメントが加わってることもありますし、出てる選手は本当に精鋭の選手ばかりなんですが、前回のKrushで僕は結構いい試合をしたとお褒めいただいて、翌日の会見で気分良かったので、K-1の舞台でもあれを味わいたいので、やっぱり。なので、振り返った時に僕とゴンナパー選手の試合が一番良かったなと思ってもらえる試合をしたいなと思っています」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント