【RISE】鈴木真彦、那須川天心ラストマッチにも「空気は読まない。自分が一番盛り上げる」志朗は「トップの座が空くのでそこを狙う」

　2022年4月2日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ～Tenshin Nasukawa Finalmatch～』の前日計量が、1日（金）都内にて13：00より行われた。 　第10試合のSuper Fight!バンタム級（-55kg）3分3R延長1Rで対戦する、鈴木真彦（山口道場）は54.75kg、江幡睦（伊原道場）は54.90kgで計量をパス。 　その後の会見で睦は「明日は僕自身凄く楽しみです」、鈴木は「明日はどの試合よりも江幡睦選手と最高の試合をして一番盛り上げたい」と、それぞれコメント。 　計量で向かい合った印象を聞かれると、睦は「素晴らしい仕上げをしていると思います」、鈴木は「特にないですが、しっかりお互い仕上がっていると思うのでお楽しみに」と、互いに相手の仕上がりが良さそうだと見たようだ。 　第9試合のSuper Fight! -56kg契約3分3R延長1Rで対戦する、志朗（BeWELLキックボクシングジム）は55.95kg、江幡塁（伊原道場）は55.85kgで計量をパス。 　塁は「しっかり仕上げてきたので、明日はリングで生き様を見せられるように頑張ります」、志朗は「再戦とかいろいろな想いがありますが、自分が強くなった姿を見せるのが課題なのでそこを見せられると思うので期待していてください」と、それぞれ意気込み。 　同じく計量で向かい合った印象を聞かれると、塁が「ブレの少ない選手だと思っているので、調子よくいつも通り仕上がっていると思いました」と言うと、志朗は「自分の方が身体の仕上がりはいいと思いました」と言い放つ。 　メイン級のカードがずらりと並ぶ今大会、RISE軽量級のトップファイターとしてどのような試合を見せたいかと聞かれると、志朗は「天心君が卒業するわけなので、55kgのトップの座が空くので自分はそこを狙いたいと思っています。そのために今回しっかりインパクトを残さないとダメだと思っているので、そこは自分の中の課題を出しながらいい結果に繋ぎたいと思います」と、那須川天心卒業後のRISEバンタム級で自分がトップになる試合を見せたいという。 　鈴木は同じ質問に「僕は全試合どの階級関係なく一番面白い試合をして、那須川天心選手のRISEラストマッチですけれど、空気を読まずに一番盛り上げてやろうと思っているので注目して欲しいですね」と、どの試合よりも盛り上がる試合をすると言い放った。 　江幡兄弟は揃って同じ大会に出場するのは約5年ぶりとなり、塁は「久々の2人での試合なのでトレーニングも一緒にやって。僕らは小さい頃から一緒にやってきたので、そういう環境を思い出しながら2人でクオリティの高いトレーニングが出来ました」（塁）、「塁が言ったのと一緒なんですが、2人で今回は頑張ろうという話をしました。久しぶりだし、この大会で江幡睦と江幡塁の名前が上がることを楽しみにしています」と、互いに高めあってきて明日の試合に臨むとした。 　そして最後に塁は「明日はしっかり盛り上げて勝つ姿を見せたい」、志朗は「明日は怪我からの復帰戦なので本当に強くなった姿を見せようと思いますので期待してください」、睦は「楽しみにしていてください」、鈴木は「必ずKOで終わらせたいので第10試合に注目してもらえたらと思います」と、それぞれファンへメッセージを送った。