2022年4月24日(日)大分・別府ビーコンプラザ『BOM WAVE08』の追加対戦カードが発表された。
WPMF世界ミドル級王者決定戦3分5Rとして、松島勲也(MSJキックボクシングジム)とクリスチャン・ジョセフ(尚武会)が対戦。
松島は少林寺拳法、空手を経て、20歳の時の失恋がきっかけでキックボクシングを始めて22歳でプロデビュー。福岡の『KING OF STRIKERS』でスーパーウェルター級王座に就くと、2018年10月にはJ-NETWORKミドル級王座を奪取。左右フックの強打を持ち2019年は2月、3月、7月と連続KO勝利を飾っている。2021年4月のBOMでは「BOMミドル級(72.50kg)王座決定トーナメント」に出場したが、1回戦でJに延長戦の末に判定負け。7月のBOMではオープンフィンガーグローブ戦でプライチューンポーンをTKOに破った。9月にはMIKE JOEに延長戦の末に勝利。また、実家が教会でクリスチャンのため“闘うクリスチャン”や“リアル神の子”の異名を持つ。
ジョセフはアメリカ人で、現在日本の米軍基地に勤務。アメリカ、韓国で試合経験があるという。2020年12月のBOMに初参戦すると、柿沼を4RでTKOに破り、IMCインターコンチネンタル・ミドル級王座に就いた。2021年12月にはMIKE JOEとのWMCインターコンチネンタルミドル級王者決定戦に臨んだが、5RにKOで敗れている。
また、今大会ではONE提供試合としてオープンフィンガーグローブ着用のムエタイルール戦が2試合行われる。
ONEフライ級3分3Rでは、ピンサヤーム・BOMスポーツジム(BOMスポーツジム)とライヤマン(ナックルズジム)が対戦。
元ルンピニースタジアム認定バンタム&スーパーバンタム級王者のピンサヤームは2009年6月に初来日して以来、日本人選手を相手に圧倒的な強さを見せつけ、“日本人キラー”の異名を持つ。2018年9月に一度引退試合を行ったが、2019年12月に復帰。ヘンリー・セハスから延長戦の末に勝利を収め、2020年12月にはHOOST CUP日本ライト級王者にもなっている。
ライヤマンは昨年9月に開催された『BOM-OUROBOROS』にONEムエタイルールで真吾と対戦し、2RでKO勝利している。
ONEストロー級3分3Rでは、GANG-G(ゴリラジム)と雄一(TRASH)が対戦。GANG-Gは昨年12月のBOMで鳩とONEムエタイルールで対戦しドローという結果で終わったが、この試合を機に『ONEムエタイルールの方で活躍したい』と主催者側にアピールしてきた事もあり、今回も前回に続きONEムエタイルールで試合を行う事が決定した。