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【DEEP】レバナが佐藤洋一郎を79秒TKO「木下っていうガキをぶっ飛ばす」、酒井が大成に競り勝ち、高野が高塩に判定勝ち、橋本が宮島に一本勝ち

2022/03/13 18:03
 2022年3月12日(土)と3月13日(日)に竹芝・ニューピアホールにて「DEEP TOKYO IMPACT 2022 1st ROUND」および「DEEP TOKYO IMPACT 2022 2nd ROUND」が2日連続で開催された(※写真は後ほど追加)。  12日の「1st ROUND」は昼12時30分開始で、夜18時からは「DEEP JEWELS 36」が行われた。13日は「DEEP JEWELSアマチュア&DEEPフューチャーキングトーナメント(FKT)2021 JOINT大会」が朝10時30分から行われ、夜18時から「2nd ROUND」が開催された(大会の模様はSPWN PPVにて生配信)。 DEEP TOKYO IMPACT 2022 2nd ROUND 2022年3月13日(日)東京・ニューピアホール ▼第9試合 DEEPウェルター級 5分3R×佐藤洋一郎(KATANA GYM)77.40kg[1R 1分19秒 TKO]〇レバナ・エゼキエル(BRAVE)77.55kg 「2nd ROUND」のメインはウェルター級3回戦の佐藤洋一郎×vs.レバナ・エゼキエル。  MMA21勝12敗2分の佐藤は元修斗環太平洋王者。2019年は3月に米田奈央に判定勝ちも、6月に悠太に判定負け、9月に安西信昌にアクシデント判定負け。そして2020年8月に元UFC・ONEファイターの阿部大治にも判定負けで3連敗中だが、阿部との試合は接戦だった。  20歳のエゼキエルはコンゴ出身。初代GRANDウェルター級王者ロクク・ダリの親戚で、2021年ラウェイでのアンビータブルルールで笠島竜二に判定勝利も、MMAでは畠山祐輔、鈴木琢仁に判定負け。嶋田伊吹にリアネイキドチョークで一本負けと後がない状況だ。連敗を抜け出すのは佐藤かエゼキエルか。  1R、ともにオーソドックス構え。細かくステップして上下に腕を動かすレバナ。長い左ジャブ、さらに右ストレートを当てて、佐藤を後退させる。さらに右ストレートを当てて金網まで詰めると、右跳びヒザも!  金網背に打ち返す佐藤は鼻血、さらに右を振るもそこにレバナの長い左ジャブを被弾。ヒザも受け金網に釘付けになると、ホイッスルが鳴らされ、レフェリーが間に入った。  1R 1分19秒、TKO勝ちしたレバナは、「俺、カッケー! ずっと負けてるけどこれがほんとうの俺だから。木下(憂朔)っていうガキをぶっ飛ばすんで、DEEP代表さん、いつでも組んでください」と語り、ケージの中で咆哮した。 [nextpage] ▼第8試合 DEEPメガトン級 5分2R〇酒井リョウ(レンジャージム)106.85kg[判定3-0] ※19-19×2マスト酒井, 19-18×大成(フリー)102.10kg  MMA10勝10敗の酒井は、2020年8月にシュレック関根を2R TKOに降すも、2021年6月にSAINTに43秒 KO負け。12月にKENNY中村を1R、右ストレートから右ヒザでTKOに降し、再起を飾った。  大成こと関野大成は、プロMMA3勝3敗。2021年は3月にGarryを1R、サウスポー構えからの右ロー、左三日月蹴りを効かせての左のショートでTKO。6月にKENNY中村に判定負けも、2021年10月のラウェイアンビータブルルールで佐藤光留を1R、右フックでKOに降している。前戦は12月に赤沢幸典に判定負け。  1R、サウスポー構えの大成は左の蹴りを上下に打つ。オーソドックス構えの酒井は、ミドルに右を狙う。さらに右・左も懐深い大成。  大成の右の前蹴りをかわした酒井が左右フックをかすめる。左ミドルを当て、バックフィストは大成。前足の右かけ蹴り、さらに詰めて左フックも狙う。  左ボディを打つ大成。詰めるもそこに右を当てて押し倒した酒井。鉄槌に大成は鼻血。蹴り上げから立ち、詰め直したところでゴング。  2R、右ローを当てる大成。左ミドルも。しかし酒井も右インロー。大成は前足で蹴り、さらに詰めるが、金網背にすると酒井も右を強振する。  後ろ蹴りを詰めて左を当てる酒井。回る酒井はカウンター狙い。追う大成は左ヒザ! 詰めて左を突くと、酒井は嫌ったかサークリング。追う大成のヒザ、左ミドルに大振りでフックを振る酒井も空振り。最後は酒井がクリンチしてゴング。  判定は3-0(19-19×2マスト酒井, 19-18)で1Rに右で崩してパウンドを当てた酒井が勝利した。 [nextpage] ▼第7試合 DEEPフェザー級 5分2R〇高野優樹(フリー)66.05kg[判定3-0] ※20-18, 19-19マスト高野×高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)66.25kg  MMA9勝8敗の高野は、レスリング出身。2016年6月に釜谷真のギロチンで一本負けも、2016年11月に沼倉雄太に判定勝ち。2017年3月には若菜千明に腕十字で一本勝ちで連勝も、7月に窪田泰斗に判定負け。10月に城田和秀に1R TKO勝ちを収めて以来、2年間試合から遠ざかっていたが、和術慧舟會HEARTSからハワイのグレイシー・テクニッスク・ホノルルで武者修行を積み帰国。  2019年12月、2年ぶりの試合でいきなり元王者・大塚隆史と対戦するも判定0-3で敗れた。2020年8月には、修斗からDEEPに参戦した笹晋久にギロチンチョークで一本負けで連敗。2020年11月の「DEEP&PANCRASE」大阪大会で赤尾セイジに1R、左右ラッシュから右ハイ、パウンドでTKO勝ち。2021年12月の前戦では橋本ユウタにスプリット判定で敗れている。  対する高塩は、MMA7勝8敗2分も現在2連勝中。2020年12月に「朝倉未来1年チャレンジ」の西谷大成に判定勝ち後、2021年は2月に山本歩夢に腕十字で一本負け。しかし、6月に鬼山斑猫にスプリット判定勝ちすると、2021年12月の前戦では、RIZIN TRIGGERに出場を決めたハリー・スタローンに判定勝ちを収めている。戦績では上の高野に挑むチャレンジマッチで、高野にとっては上位戦線に残るサバイバルマッチとなる。  1R、ともにオーソドックス構え。高塩はボディストレートから前手の左フックもかわした高野。右ハイを掴んでテイクダウンもすぐに立つ高塩。  右フックを掻い潜り組む高野を突き放す高塩。高野も右を強振する。互いに組みが強いゆえに打撃戦に。右回りの高野。  来い、という高塩にダブルレッグテイクダウンは高野も、高塩は強いブリッジから立ち上がる。終了間際、互いに右が交錯。高野がテイクダウンでゴング。  2R、右ボディストレート、さらに顔面に右を当てる高野。追う高塩は左ミドルハイ。さらに右オーバーハンド! ブロッキングする高塩も下がらず。右カーフを当てる。  高野のフェイントからのダブルレッグを切る高塩。右カーフは高塩。さらに右ハイと散らす。右ストレートで前に出ると、高野は右回りで飛び込んでの右。さらに、ノーモーションの右でダウンを奪うと押し込んできた高塩をがぶり。  スイッチから立つ高塩。高塩のダブルレッグには今度は高野が切り、前に出てゴング。判定は3-0(20-18, 19-19マスト高野)で、2Rにダウンを奪った高野が勝利した。 [nextpage] ▼第6試合 DEEPバンタム級 5分2R〇橋本優大(CAVE)61.65kg[1R 2分24秒 腕十字]×宮島夢都希(KRAZY BEE)61.35kg  MMA5勝1敗の橋本ユウタ(優大)は、第1回東海アマチュア修斗フェザー級で準優勝後、大学卒業で就職し格闘技からいったん離れるも、プロへの夢を諦めきれずCAVEの門を叩き、2015年のPANCRASEプロ昇格トーナメントバンタム級で優勝。  フューチャーキングトーナメントでの活躍後、プロデビューから小川隼也、柳澪、小野隆史、ヒロヤを破り4連勝。しかし、2021年9月に実力者・COROに三角絞めを極められ一本負け。プロ初黒星を喫した。前戦は2021年12月に高野優樹にスプリット判定勝ちで再び白星を掴んでいる。  対する宮島もMMA4勝1敗で黒星は、2020年PANCRASEでのネオブラッド・トーナメントバンタム級準決勝での修我戦でのスプリット判定負けのみ。PANCRASEでは高杉遼介、大谷啓元、サイバー遼をいずれもTKOに降している。2021年10月にDEEP初参戦。山本有人をテイクダウン、立ち際ヒザ蹴りを効かせて判定勝利している。  1R、サウスポー構えの宮島は上半身を立てて前足を上げたムエタイの構え、オーソドックス構えの橋本はクラウチングで組みも狙う。左インロー、右前蹴りで牽制の宮島。ワンツーで下がらせて右ミドルを当てると左右連打で金網に詰め、その圧力で崩して上に。  ハーフガードの橋本は上体を立てて立ち上がり。大きな右の飛び込みをクリーンヒットさせると、宮島がダウン! すぐに詰めてボディロック&小外がけテイクダウンは橋本! 背中を見せて立つ宮島は正対。  しかし、四つを絞って小外でテイクダウンの橋本はハーフから右のパウンド。亀になって立とうとする宮島に背後からアームロック狙いから腕十字へ!  左腕を掴まれながら、橋本をまたごうとした宮島を仰向けにさせて右足を宮島の頭下にひっかけて腕十字の橋本に立ち上がりヒジを抜こうとする宮島だが、橋本は手首を掴んで前転させると、同じように脇下の右足は顔にかけずに左足でヒジを支点にさせて挟んで、腕十字を極めた。  試合後、橋本は「ふだん会社員です。こう言ってはなんですけど格闘技は趣味です。でも本気の趣味です。本気で突き詰めればトップにいけるところを見せたいです」と語った。 [nextpage] ▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R×力也(フリー)※体重超過(59.25kg)[不戦勝]〇石神保貴(フリー)56.90kg [nextpage] ▼第4試合 DEEPバンタム級 5分2R〇平松 翔(パラエストラ松戸)61.50kg[1R 2分58秒 TKO]×山口コウタ(パラエストラ八王子)61.65kg  1R、サウスポー構えの平松に対し、オーソドックス構えの山口がワンツーから組みに。金網際でさばく平松。平松は重い右ロー! 再び左右から組む山口は右で差すと右足をかけにいく。  左で小手に巻く平松は正対し離れる。ワンツーからのダブルレッグを頭を押して切る平松が、山口の組み際に右を当てる。ニータップ狙いの山口もここも切る平松。  右インローを効かせる平松。さらに右ロー。詰める山口の左に合わせて鋭い右ヒザは平松! 腹を押さえて倒れる山口。そこに平松が鉄槌連打で試合を決めた。 [nextpage] ▼第3試合 DEEPライト級 5分2R×ゲオ・レバナ(フリー)69.50kg[判定0-3] ※18-20, 17-20×2〇THE☆ナマハゲ(KATANA GYM)70.45kg※Street★Bob洸助(LEGION TOP TEAM)は欠場  1R、右ストレート、右ローを当てるゲオ。詰めるナマハゲはダブルレッグテイクダウン。あっさりマウントを奪うナマハゲがパウンド。  抱きつくゲオを剥がして両脇を開けさせてハイマウント。右で枕に抱き、左手でパウンド。しかしゲオもリバーサルして上に。ナマハゲはクローズドガードでゴング。  2R、ナマハゲの蹴り足を掴んで右を打つゲオだが、ナマハゲはすぐにダブルレッグテイクダウン。ハーフから背中を着かせるとクロスニーパスでサイド、マウントに。  ブリッジするゲオ。枕からいったん体を離してパウンドするナマハゲ。下から抱え込むゲオ。フレームを作るとパウンド。そのままナマハゲが上でゴング。 判定は3-0でナマハゲが勝利した。 [nextpage] ▼第2試合 DEEPバンタム級 5分2R〇KENTA(K-Clann)61.40kg[1R 2分01秒 リアネイキドチョーク]×亀田一鶴 (フリー)61.15kg [nextpage] ▼第1試合 DEEPウェルター級 5分2R〇コマネチゆうた(Y&K ACADEMY)77.20kg[判定3-0] ※20-18×3×マッスル岩倉(TEAM Aimhigh)76.00kg
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