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【EXFIGHT】河名マストが狩野優を撃破! 岩﨑大河が3連続KO勝利で4.24『POUND STORM』アピール、4年ぶり復帰の平山学が芳賀ビラル海に判定勝ち、プロデビューのエフェヴィガ雄志が岡澤弘太を1R TKO! 藤波勇翔も1R KO勝利!=EXFIGHT.4

2022/02/27 18:02
EXFIGHT.4 2月27日(日) 18時からABEMA格闘チャンネルにて配信 ▼フェザー級 5分3R×狩野 優(TRIBE TOKYO M.M.A.)[判定0-3] ※28-29, 27-30×2〇河名マスト(ロータス世田谷)  TRIBE TOKYO M.M.A.の狩野はMMA4勝1敗。2020年ネオブラッド・トーナメントライト級優勝者で、現PANCRASEフェザー級7位。2020年7月に鹿志村仁之介を1R TKO、9月に中田大貴に判定勝ちと実力者相手に2連勝後、2020年12月に中川皓貴に「TTF Challenge 09」で判定負けで初黒星。しかし、2021年6月に林優作を、同年10月に名田英平をいずれもリアネイキドチョークで極めている。 対する河名はロータス世田谷所属。レスリンググレコローマンで、2017年U-23世界選手権59kg級金メダル、2015年世界ジュニア60kg級銅メダル。専修大学時代に全日本学生選手権、全日本大学グレコローマン選手権も制している。東京五輪レースでは、文田健一郎、太田忍に次いで3番手につけていた強豪レスラーだ。  2021年7月のMMAデビュー戦でジェイク・ウィルキンスの左ハイを受けてのカットで延長Rに逆転負けを喫したものの、10月の「Road to ONE」新関猛起戦で再三のテイクダウンからリアネイキドチョークで一本勝ち。12月の3戦目では森崇純をテイクダウンからのパウンドで1R TKO。さらに前戦2022年1月23日の石渡伸太郎 引退興行では、CAVEの鬼神光司に判定勝ちで3連勝中。7カ月で5試合というハイペースで、白星を積み上げている。  1R、サウスポー構えの狩野は左ハイ! オーソドックス構えの河名は左をおっつけて四つに組むと、金網に押し込み。右ヒジを狙う狩野。河名はこつこつヒザを突く。左ヒザを突く河名だが、体を入れ替えた狩野は右で差して四つ。しかしその体の入れ替えで四つで投げたのは河名! 立ち際、下から腕十字を狙う狩野は、そのエスケープに立ち上がり。しかしボディロックする河名はバックに投げて崩し、すぐに立つ狩野になおもボディロックから後方に投げるが、そこで下から腕十字は狩野! クラッチして防ぐ河名に頭も三角で巻き込む狩野。ブザー。  2R、中央を取る狩野は左ストレート。間合いを潰す河名はかんぬきで押し込む。しかし体を入れ替える狩野はボディロックから背後に投げて、立ち上がり際にたすきから引き込んでバックへ。しかし4の字は組ませなかった河名は右足をかけた狩野に上体を立てて下に落とすことに成功!  スタンドで左ミドルを打つ狩野。その2発目を潰した河名が上に。下から腕十字、三角を狙う狩野をつぶしてコントロールする河名。狩野のブリッジも潰してがぶるが、背中を譲って立つ狩野。アームロック狙いで回そうとするが、ついていって潰した河名がボディロックからテイクダウン! 足をかけて横三角を狙う狩野に立つ河名。詰める狩野は左を狙うが回る河名。  3R、左ハイを突く狩野。バックステップでかわす河名が前に圧力をかける。右で飛び込んで河名! しかし狩野も打ち返し。河名は左ジャブを当ててからボディロック、テイクダウン! 立ち上がる狩野をなおも潰す河名は、狩野の下からの腕十字もいなして立ち際にボディロック。背後からヒザを突く河名はボディロックで崩してテイクダウン! なおも下からの狩野の腕十字にヒジを抜くと、ここもボディロックしてコントロール! 崩して立ち際に右ヒザ! 何とか正対する狩野だが右目尻から出血。  左で差して押し込む河名は。狩野の脇を潜り、スタンドバックへ。ここは正対した狩野が突き放し前へ。河名は前進からの右をヒット! しかしここは狩野が右を当て、さらに左も当てて河名のアゴを上げさせるが、ブザー。河名は両手を叩いて、勝利を確信か。  判定は3-0(29-28, 30-27×2)で、プロ3勝1敗の河名が、4勝1敗の狩野を撃破! 試合後、河名は「ありがとうございます。僕にはこれしかできません。ですが、これを4月24日のLDH『POUND STORM』のファンの前で見せたいと思います!」と、力強く出場をアピールした。  外国人選手の招聘も検討される『POUND STORM』に向け、解説の高橋遼伍(※3.26『ONE X』アミール・カーンと対戦)は、「『POUND STORM』で河名選手の相手が誰になるか、中村倫也選手との親友対決も…」と、レスリングトップ勢の活躍に期待を膨らませた。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇岩﨑大河(空道大道塾 パラエストラ東京)[1R 1分11秒 KO]×中井光義(フリー)  ミドル級の岩﨑は、少年の頃より『空道」をはじめ、2017、2018年と北斗旗全日本空道体力別選手権を連覇。2020年6月の『TTF CHALLENGE 08』でMMAプロデビューを果たすと、2020年10月の川和真戦で1R、リアネイキドチョークで一本勝ち。続く12月に大阪で開催された『TTF CHALLENGE09』では左の前蹴りを加藤正徳の顎に突き刺してダウンを奪うとパウンドで2R KO勝ち。さらに2021年9月の修斗で今市凌太をパウンドアウトすると、11月の前戦で清水洸志に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。プロMMA5戦無敗だ。  対する中井は、『キン肉マン』の作者ゆでたまごの中井義則の息子で、アマチュアボクシング、キックボクシング、ブラジリアン柔術など様々な格闘技に取り組んできた。MMAでは現在5連敗中で、2019年9月の前戦では、DEEP浜松で関根シュレック秀樹に1R TKO負けしている。  1R、オーソから高い手の構えのなかに頭を入れる岩﨑。先に左ミドルを当てる。中井も蹴り返し。右ミドルを打つ岩﨑、続けて右ハイに中井は後退。詰める岩﨑は右ストレートを当てて中井はダウン。レフェリーが間に入った。  3試合連続1R KO勝利を決めた岩﨑は、「いい勝ち方できてほんとうによかったです。ちょっとそろそろ強い相手と戦いたいです。4月、『POUND STORM』よろしくお願いします」と、4月24日に両国国技館で行われる、LDHが仕掛けるLIVEと格闘技が融合した新イベント『POUND STORM』への出場をアピールした。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇平山 学(フリー)[判定3-0] ※29-28×3×芳賀ビラル海(MASTER JAPAN)  日本拳法出身でアマチュアPANCRASEを制している芳賀は父がガーナ人で母が日本人。「EXFIGHT2」でMVPの活躍を見せると、「EXFIGHT3」で『格闘DREAMERS』出身の高木オーディン祥多に判定勝ち。プロデビュー戦の今回は、これまでの当日計量のウェルター級ではなく、前日計量のライト級で戦う。セコンドには、MASTER JAPANの先輩・SASUKEがセコンドにつく。  対する平山は、2015年の第22回ネオブラッド・トーナメントフェザー級で鈴木琢仁にスプリット判定負けするなど、MMA5連敗中。2017年11月の鬼山斑猫戦の判定負け以降は、SWAT! でグラップリングマッチを戦い1敗2分。MMAでは4年3カ月ぶりの復帰戦となる。  1R、ともにオーソドックス構え。これまでのウェルター級からライト級で戦う芳賀。先に細かいステップで詰める芳賀。遠間の平山は右ローから。詰める芳賀にシングルレッグテイクダウンも、すぐに立つ芳賀はパウンド。ガードの平山に体を離す。  右を振り近づく平山だが、切る芳賀。組んで押し込む平山に、芳賀が崩して上に! ハーフから左で脇を差し、背中を着かせてパウンド。足を戻した平山にいったん離れる。ブレーク。  詰める芳賀に右に回る平山。右で入る芳賀。シングルレッグで尻を着かせる平山だが、芳賀は金網背に立ち上がるとすぐに体を入れ替える。左で差して払い腰テイクダウンも深追いしない芳賀。スタンド再開。平山の左右を頭を振ってかわす芳賀は左ボディ! 続く右は平山もかわす。  2R、両手を回して呼吸してから中央に向かう芳賀。左ローに平山も右ローを返す。詰める芳賀に左右にサークリングする平山は左ミドル! 蹴り足を掴もうとした芳賀にさらに左を刺す。下がりながらも左ミドルを当てる平山。シングルレッグも芳賀はバック狙い。  左足を持つ平山は踵を上げると、バックに着く芳賀に上からアームロック狙い。ハーフからトップを奪うのは平山! 背中を着いて腕をクラッチする芳賀。左足を抜きたい平山は腕を外して、胸を合わせてパウンドに切り替え! ハーフのまま芳賀にパウンド連打した。ブザーに芳賀は削られたか、起き上がるのに時間を要する。  3R、動きが緩慢になったか芳賀。右ローを突く平山。芳賀の右ローをかわす平山は逆に右ローをヒット。オーソドックス構えになる芳賀は右の足払い。しかし平山も右ローを返す。芳賀の右ストレートをかわす平山。シングルレッグも潰す芳賀に、下から右足を掴みヒザ十字を狙う平山! 左足を突っ込み、右ヒザを抜こうとする芳賀だが、平山は上を取るとハーフから細かいパウンド。背中を着く芳賀のブリッジを潰してついて行く平山! 残り30秒でバックを取りに行く平山はリアネイキドチョーク狙い! バックからパウンドを連打してブザー。  判定は3-0(29-28×3)で、2017年11月のPANCRASEでの敗戦以来、4年ぶりMMAで平山が“弱者の逆襲”を果たした。試合後、平山は「このような機会を与えてくださってありがとうございました。もう自分は年齢も30歳を超えて、1日でも長く格闘技を続けることが目標です。これからもコツコツとやっていきます」と謙虚に語った。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分2R×岡澤弘太(佐山道場)[1R 1分10秒 TKO] ※左ストレート→パウンド〇エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO M.M.A.)  父が西アフリカのトーゴ人、母が日本人のエフェヴィガ。2019年の空道 全日本選手権関東地区予選の男子-260クラスで麦谷亮介、江刺家奨を撃破し優勝。家から近いTRIBE TOKYO M.M.A.に入門し、MMAでは、2021年3月のアマ修斗EXトーナメントで優勝。2021年10月のEXFIGHT2では藤波勇飛と対戦し、2Rに偶発的にヒザ蹴りを金的に入れてしまい、負傷判定で藤波に勝利している。今回がプロデビュー戦となる。  対する岡澤は佐山道場の“寝技マスター”。柔道二段、柔術黒帯で、2009年の全日本柔術選手権では紫帯時代にレーヴィ級でクレベル・コイケに勝利し優勝(※無差別級ではクレベルが勝利)も果たしている。MMAは14勝11敗5分1NCで、これまでにPANCRASEやZSTなどの国内プロモーションで30戦のキャリアを誇り、シュートボクシングでアンディ・サワーとも対戦(1R KO負け)している。2021年11月の前戦では、BRAVEの原口伸の右フックからのバッティングによりダウン。試合はノーコンテストとなっている。  1R、エフェヴィガはプロデビュー戦。岡澤は14勝11敗5分け。サウスポー構えから左右スイッチするエフェヴィガ。オーソドックス構えの岡澤に左右の蹴りを突く。右ロー、左ハイの対角の蹴りを当て、左ハイから続けての左ストレートを効かせて左右ラッシュ! ダウンした岡澤に鉄槌でレフェリーが間に入った。  試合後、エフェヴィガは「EXFIGHTには2、3と出て、今回プロデビュー戦が用意されて嬉しかったです。前の試合から時間が無いこともあったけど、倒せてよかったです。まだまだ見せれられるものがあるので応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼アマチュア・バンタム級 5分3R×藤谷敦史(日本)[2R 2分04秒 TKO]〇鈴木崇矢(日本) 【写真】『格闘DREAMERS』で平本蓮の弟・丈にTKO勝ちしたときの鈴木崇矢  シンガード無し、ヒザサポーターありのアマチュア戦。  1R、サウスポー構えの鈴木は『格闘DREAMERS』出身。オーソドックス構えの藤谷。足を触るフェイントの藤谷。詰める鈴木は左インロー。頭を下げて右で飛び込む藤谷だが、鈴木の左ローにバランスを崩す。  上下に散らし左ハイも狙う鈴木。藤谷は右の蹴り。圧力かける鈴木は左ロー。鈴木の入りに藤谷も右フックを狙う。大きな左を振る鈴木。さらにインロー。  カウンターのシングルレッグに入る藤谷はスタンドバックから引き込み4の字ロックに。しかし正対した鈴木が上に。藤谷の腕十字狙いを払い、パウンド。亀になる藤谷は上体を立てるが、顔面に鈴木は反則のヒザ蹴り。藤谷は出血で中断。 イエローカードで減点1は鈴木。再開し、鈴木が跳びヒザを見せてブザー。  2R、左ジャブは藤谷。右を振ってバランスを崩した藤谷にバックフィストは鈴木。しかし藤谷もバックフィスト狙い。藤谷のシングルレッグを切る鈴木。ボディ打ちで腹を効かす鈴木は、左の三日月蹴りでダウンを奪うと、パウンド! 足を手繰れず、亀になる藤谷のバックに回り、バックマウントから藤谷の身体を伸ばしてパウンドでレフェリーが間に入った。  鼻血を流しながら涙する鈴木は、勝ち名乗りに最後は「やったぜ」と笑顔を見せた。 [nextpage] ▼アマチュア・ウェルター級 5分2R×阿部光太(日本)[1R 3分34秒 KO]〇藤波勇翔(日本)  1R、オーソドックス構えから大きな右を振るレスリング出身の藤波。さらに踏み込みの早い左も。阿部はそこに右を狙う。  右ミドルを打ち、シングルレッグに入る藤波。ケージまで這う阿部。その立ち際に藤波は連打も阿部は立つと圧力。藤波の大きな左をかわす阿部が左ジャブ! さらに左アッパーも当ててアゴを上げさせるが、藤波はダブルレッグテイクダウン。バックに回ろうとするが、前に落とした阿部。しかし、藤波は左を当てて前進!  金網に詰まる阿部の打ち返しに、なおも左右を強振する藤波! 大振りだが仕留める覚悟の左右フックでカウンターの左を打ち抜き、歓喜の白星を挙げた。 [nextpage] ▼アマチュア・バンタム級 5分2R〇水戸邉荘大(日本)[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マスト水戸邉×須藤晃大(日本)  1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローの水戸邉。さらに右オーバーハンドを見せる。右ローを返す須藤。左の前手を触覚のように伸ばす須藤。右で踏み込む水戸邉。須藤の前蹴りの打ち終わりに組んだ水戸邉。左で差して金網に押し込むと、なんと一本背負い狙い。  これを潰した須藤はワンツーの強振! 左で差して組む水戸邉。右ヒザをこつこつ突き、左足で小外がりテイクダウン! 上半身は金網に立てる須藤。腰をクラッチして片足を挟んで引き出そうとする水戸邉。右足は抜けている須藤。ブレーク。左から右を振る須藤に、ダブルレッグテイクダウンは水戸邉。  2R、右手を高く上げて狙う須藤に、水戸邉はダブルレッグから中央に向けてテイクダウン! 金網に這う須藤は、右足を抜きたいが背中を着けられ下に。左脇に頭を突っ込み、肩固めも狙う水戸邉。コントロールしながらパウンドを打ちたいが、左で差す須藤にマウントには行かず。足を解除したところで須藤は上体を立てるが、そこに首を抱えてがぶる水戸邉。  首を抜く須藤は、疲弊したか打撃の軸がブレるが、水戸邉の組みに脇を潜り、スタンドバック、さらに正対する水戸邉にダブルレッグも。倒れない水戸邉は体を入れ替えて押し込むが、突き放す須藤が左右を振りブザー。判定は3-0でTRIBE TOKYO M.M.A.の水戸邉が勝利した。 [nextpage] ▼アマチュア・バンタム級 5分2R×高木徳三(日本)[判定0-3] ※18-20, 17-20×2〇前田壮吉(日本)  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る前田。高木は右ローからワンツーで前に。前田は右ローを返す。ダブルレッグに入る高木。差し上げようとする前田だが、テイクダウンを奪う高木が鉄槌連打。立つ前田にボディロックで背後から崩す高木。しかしすぐに立つ前田。金網背にクラッチを外すと、体を入れ替えて組む高木をはがす。  ワンツーを伸ばして前進する高木に、首相撲ヒザは前田。離れ際に右を狙う高木。アグレッシブにワンツーを繰り出し、シングルレッグに入る。両足を広げ、差し上げる前田。ボディへのヒザ蹴りで崩して上になるとパウンド連打! ブザー。  2R、ジャブ&ローの前田。そこに右で詰める高木。前田は組んでヒザ! 近距離で右も。中央に押し戻した高木だが、再び金網に詰める前田はヒザ蹴り。突き放した高木に右をヒット! しかし高木も左右を振るが、崩してテイクダウンした前田が亀の高木の首と足首を固定してヒザ蹴り連打! さらにパウンド。動けない高木はいったん体を入れ替えかけるが、際で上を取った前田。ヒザを立てて亀になる高木はそのままブザーを聞いた。判定は3-0で前田が勝利。 [nextpage] ▼アマチュア・フェザー級 5分2R〇菊西拓馬(日本)[1R 4分05秒 TKO]×田村峻大(日本)  1R、ともにオーソドックス構え。田村のダブルレッグテイクダウンにすぐに立つ菊西は払い腰テイクダウン! ここもすぐに立つ田村は右ロー。  詰める菊西は、ガード低い田村の打ち終わりに右を狙う。右ローを当てる菊西に、シングルレッグは田村。がぶる菊西にボディロックで押し込む田村だが、またも菊西は払い腰テイクダウン。サイドから上四方、アナコンダチョーク狙いも、田村に鉄槌を打ち込む菊西。レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼アマチュア・バンタム級 3分2R〇梶田左京(日本)[判定2-1] ※20-18×2, 18-20×梅原規祥(日本)  1R、オーソドックス構えの梶田は低い手の構え、サウスポー構えの梅原はムエタイスタイル。先に組んでアームロックを仕掛ける梅原。腕を外した梶田は上からパウンド。梅原は下でヒール狙いからヒザ十字狙いも、立ち上がる梶田。  2R、右ローは梶田。左の蹴りは梅原。じりじり詰めると今成ロールの足関節狙い。切る梶田は右を振るが、搔い潜って梅原はダブルレッグテイクダウン。金網使い立つ梶田を尻下でクラッチし、持ち上げ中央で下に寝かせる梅原だが、梶田は金網に移動し、ヴォンフルーチョーク狙いから立ち上がり。しかしクラッチを外さない梅原がテイクダウンしてブザー。スプリット判定で梶田が勝利した。
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