2022年2月27日(日)東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の前日計量&記者会見が、26日(土)都内にて13:00より行われた。
スペシャルエキシビションマッチで拳を交える武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)と軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者)はエキシビションのため計量は無し。会見からの出席となった。
試合時間は2分2R、両者14オンスのグローブを着用し、スネにはレガースを着用する。
武尊は「僕は試合と同じ気持ちで身体を作って来たし、そういうつもりで見てもらえたら。そして思い切り楽しんでもらえたらと思います。最高の試合をします」と精悍な顔つきで挨拶。軍司も「僕も試合だと思って追い込み含めてきつい練習をしてきたので、明日はいい試合ができると思っています」と同じく試合のつもりで臨むと話した。
今回、軍司も58kgまで落としたという。その理由は「それは武尊選手へのリスペクトも含めて、58kgに落として試合で動ける身体作りもしてきました」と本気モード。武尊は「感謝しかない。軍司選手はそんなつもりではないと思いますが、6月に向かって一緒に戦ってくれている気持ちになりました」と、6月の那須川天心戦に軍司も共に戦ってくれていると感じた。
計量はなかったが、武尊は「今回僕は水抜きなしで62kg以下まで落とすことを目標にしていて。水を抜いたら58kgなので、そこまで体重を落としました。朝に水抜きもやってリカバリーもどれくらいになるのか、ここ3~4年は60kg以下に落としてないので、久しぶりに60kg以下まで落として。最初は59kgちょっとまで水を抜いて そこからリカバリーも試してみました。今のところはそんなにダメージというか、コンディション的にはいいのかなと思います」と、6月の那須川戦の前日計量58kg以下、当日計量62kgまでのシミュレーションをやってみてコンディションはいいとした。
明日の試合は「6月が当日62kgで計量しないといけないので、62kgで動ける身体を作る準備をしてきたので、明日は62kgで試合をしたいと思います」と、完全にシミュレーションをするつもりだ。
武尊は公開練習で「とにかく殴り合いをしたい」との言葉を発している。軍司はどうかと聞かれると「僕も殴り合いがしたいので、当日は凄い殴り合いが見られると思いますね」と、殴り合いに応じると宣言した。