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6月『天心vs.武尊』大会で海外からもビッグネームを呼びたい(榊原CEO)

2022/02/22 19:02
 2022年6月の『那須川天心vs.武尊』の大会について、RIZIN榊原信行CEOが、団体を越えた対抗戦、総合格闘家との他流試合、そして海外著名選手の招聘の可能性を語った。  2月23日(水・祝)に静岡・エコパアリーナにて開催される『RIZIN TRIGGER 2nd』の前日計量が22日、静岡県浜松市内にて行われ、全選手が計量をパスした後、榊原CEOが囲み取材に応じて、6月大会について、語った。 「6月の『那須川天心vs.武尊』の大会の詳細について言うと、関係各位とも調整していますが、ひとつはやはりコロナの状況がどうなるかで、現状では観客がマックス2万人というところが、緩和されていくことを期待しながら、観客をフルで入れるようなタイミングと日程と会場で行けたらいいと思っています」と、日々、状況が変わる新型コロナウイルズの感染状況と、それにともなう政策を鑑みながら、発表していくという。  2月27日(日)の『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』では、武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とスペシャルエキシビションマッチ。  そして、4月2日(土)の『RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~』では、那須川天心(TARGET/Cygames)が、「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝の風音(TEAM TEPPEN)とRISEラストマッチを戦う。 「6月のカードはまだまだこれから。2月27日にK-1が東京体育館で大会を開催し、RISEも4月2日に代々木第一体育館で大会を開催するので、その動向も待ちながら、K-1、RISEだけじゃないそれ以外のキックの選手たちがどこまで出てくるのか、RIZIN側からどんな選手を出すのか」と越境対決のプランもあることを語った榊原CEO。  さらに「もちろん他流試合で、当時の魔裟斗vs.川尻達也的なカードはあってもいいけど、圧倒的な存在感があるメインのカードのなかで、アンダーカードのバランスをどう作るか」と、異種格闘技戦的なカードの場合、メインと比較しての存在感をどう作るかが課題とした。  日本政府は外国人の新規入国を来月から認めることを決めているが、隔離期間も7日から3日に短縮するとみられている。そんな状況下で、榊原CEOは、6月の『那須川天心vs.武尊』大会を世界にアピールできるものにしたいという。 「入国の規制緩和が進めば、海外選手たちもぜひ呼んで、『那須川天心vs.武尊』というビッグマッチの大会を日本の中だけで終わらせたくないので、世界的にも多くの人たちにキックボクシングという競技に注目してもらうために、求心力のあるカードを並べて、世界中のキックボクシングファン、格闘技ファンが注目するようなビッグネームを呼びたいとも考えています」  英国のボリス・ジョンソン首相は21日、同国で新型コロナウイルス対策のすべての法的規制を撤廃すると発表している。隔離措置は今月24日に廃止、無料の大規模検査も4月1日から取りやめるとした。日本はどうなるか。 「ワクチン接種も進み、対策をしたなかで、世界的に見れば、経済活動は積極的に動き始めているので、春過ぎには(海外選手の入国状況が)見えてくる」という榊原CEOは、海外選手の招聘について語った。  果たして、6月の『那須川天心vs.武尊』はどんな大会になるか。概要はまもなく発表される方向にある。
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