(C) モンスターエナジージャパン/ONE Championship
プロMMA5戦無敗の平田樹(フリー)が、日本人格闘家として初めてモンスターエナジーとスポンサーシップ契約を果たした。
柔道出身の平田は22歳の超新星。次世代の格闘家を発掘するリアリティ番組「格闘代理戦争3rdシーズン」にて優勝を果たし、ONE Championshipとのプロ契約を獲得した。アマ・非公式試合4試合、プロMMA5戦のすべてで勝利し無敗で、3月26日(土)のONE Championship10周年記念大会『ONE X』出場も決定している。
現在、モンスターエナジーが契約をかわしているアスリートには、UFCトップファイターが多く、現UFC世界ウェルター級王者のカマル・ウスマン、元UFC世界ライト級暫定王者のジャスティン・ゲイジー、元UFC世界フライ級王者のブランドン・モレノら王者クラスに加え、UFC7勝1敗の“シュガー”ショーン・オマリー、ギガキックで快進撃を続けるジョージアの新星ギガ・チカゼ、エクアドル人初のUFCファイター・マルロン・ヴェラなど、注目のファイターも含まれている。
そんな“モンスターファミリー”入りしたことについて平田は、公式インタビューで、「日本人ファイターで他に契約している選手はいないのもあってめっちゃ嬉しいです。UFCの選手とか強い選手にスポンサーしているイメージがずっと頭にあったので、最初にお話をもらった時はびっくりしました(笑)。これから楽しみです」と、興奮の様子。
また、様々なスポーツアスリートに加え、eスポーツや音楽分野のアーティストもサポートするモンスターエナジーでの活動について、「HIPHOPが好きで、モンスターエナジーが契約しているJP THE WAVYさん(ラッパー・ダンサー『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』サウンドトラック参加)をよく聞いているので、是非何か一緒に出来たらいいなと思ってます!」とコラボレーションを期待した。
好きなフレイバーは「2021年に発売したスーパーフュエルですね。ブルーが時に好きで、あれは一番美味しいです! 練習中でも飲めますし、自分にマッチしてると思います」という平田。次戦は3月26日に決定している。
2021年9月の女子アトム級ワールドGP初戦で平田は、米国のアリース・アンダーソンに判定勝ちで1回戦を突破したものの、12月に予定されていたリトゥ・フォーガットとの準決勝を体調不良で辞退。半年ぶりの試合となる。
「GP準決勝に出られなかったことは本当に悔しかったです。でもまた這い上がる事を心に強く思う事が出来ているので、今のコンディションはすごく良いです。3月26日がとても楽しみです! 早くあの場所に戻りたいです」と充実した日々を過ごしていることも語った。
自身の強みは、気持ちだという。
「まだプロで4、5戦しかしてないので。強みとしては、別に負けてもどうってことないってメンタルだったり、まだ負けがないってところでも気持ちが折れることはないので、そこが強みかと思います。とにかく気持ちでは絶対に負けないことですね」
また、試合毎に進化を見せている打撃についても、「ONEのグローブはめちゃめちゃ硬くて当たったら効くので、『女子で効かせられるパンチはない』って言われてますけど、そこはしっかり相手を沈める勢いで殴り勝てたらと思います。逆に当てられたら前回の試合みたいな感じになるので気をつけないとですが、そこは気持ちで打ち勝ちます。ONEに出始めた頃の自分の打撃と見比べても全然変わったし、やっと形になってきたなと。まだまだこれからの自分の成長が楽しみです」と語っている。
【写真】平田のスポンサーシップ契約を記念し、サイン入りグローブが当たるTwitterキャンペーンも開催中だ。
Welcome to the Family, @_itsuki_h_ 🔥
平田樹が日本人初の格闘家としてモンスターファミリーの一員に!
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今後について、「たくさん試合をして、経験を積みたいです。チャンピオンになることはもちろん、たくさん試合をしたいです」と、試合に貪欲な平田は、最後に「復帰戦楽しみにしていてください! そして今年からMonster familyとしても頑張って行きます!! これからも応援よろしくお願いします!」と、力強く、意気込みを語った。