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【Krush】横山朋哉が全試合KOで優勝宣言、勝負メシはオムライスの友尊、山本直樹はベテランの意地、トーナメント慣れしている中島千博

2022/01/27 16:01
 2022年1月28日(金)東京・後楽園ホール『Krush.133』の前日計量&記者会見が、27日(木)都内にて13:00より行われた。計量は全員がパスしている。  今大会で行われる「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の準決勝・決勝を争う中島千博(POWER OF DREAM)、友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)、山本直樹(優弥道場)、横山朋哉(リーブルロア)が計量後の会見に出席。調印式後、それぞれが意気込みを語った。  優勝候補と目されている横山は「明日は普段の練習した通りにやれば優勝すると思うので、全試合KOで勝って明日僕が王者になります」と宣言。  その横山と準決勝で対戦する山本は「体調もバッチリで明日は2回勝って必ず自分がベルトを巻きます。試合内容もKOはもちろん、3R以内で必ず勝つし、延長でも必ず勝つし、面白い試合になっても必ず自分が勝ちます」と、どんな内容になっても最終的に勝つのは自分だとした。  友尊は「ありきたりですけれど優勝します」の一言。中島は「明日はこの4選手で誰かが王者になると思いますが、みんな凄い練習をしてきて今まで以上に全員が強いと思うので、試合の中で誰が一番強いかを見ていただければと思います」と話した。  計量で顔を合わせた印象を聞かれると、横山は「山本選手は仕上がっているなと思ったし、この試合へ向けて最後じゃないけれどここでラストチャンスだなって意志が見えた。そこを僕が壊してこれから僕の時代にする。山本選手を倒します」と山本の強い意志を感じたが、それをぶち壊すと言い放つ。  対する山本は「横山選手はいい目をしていました。でも自分はベテランでもある、そう自分では思っていないですがベテランなのでその壁をぶつけて自分が勝ちます」と、ベテランとして若い横山の壁になるとした。  友尊は「中島選手はけっこう鼻が曲がっていると思いました」と見た目そのままの印象。対する中島は「友尊選手は今にも襲い掛かって来そうな勢いをしていたので、その勢いに飲まれないようにしたいと思います」と、友尊の闘争心を感じたようだ。  今回に向けて取り組んできたことは何か。横山は「普段と練習は変わらないけれど、スタミナ面、精神面、集中力。常に自分が王者になることを意識してきました」という。。  山本は「自分は毎日追い込みで一日一日テーマを作って、勝つためにどうやったらいいか、自分の中でしっかり考えて王者になることだけを考えて練習してきました」と、頭を使って練習した来たとする。  友尊は「練習に関しては今までと同じです。イメトレをしてきた。それが一番大きい」と、イメージトレーニングを積み重ねてきた。  中島は「全部を向上させたのはもちろん、何があってもどんな場面でも臨機応変に対応できるように意識してきました」と、対応力を磨いてきたと話す。  目の前に置かれたチャンピオンベルト。そのベルトへの想いを聞かれると、横山は「早く巻きたい」、山本は「自分もずっと狙っているベルトなので、カッコいい印象」、友尊は「意外と細かい傷があって歴史があると思います」、中島は「今まで遠目に見ていましたが綺麗で凄いなと思った。近くで見ると傷があっていろいろな方が築いてきたんだなと思ったので、自分もその一人になりたいと思いました」と、それぞれの想いを口にする。  今日までどんなことを強く思って練習してきたか、との質問には次のように答えた。 横山「ベルトに対して一番強く思っていたし、僕は練習で常に倒すことを意識しているので練習通りのことを出せれば倒せる。常に倒すことを意識してきました」 山本「自分はベルトを巻いたら先のことは巻いたことがないので分からないので、どうやったら巻けるか、どういった人間になったら巻けるかと毎日考えていました」 友尊「自分は自分を信じられる、日々のトレーニングや生活だったりを積み重ねることを意識してきました」 中島「一番は自分が勝てたらというのを思っていたんですけれど、、夢に向かってK-1のベルト、Krushのベルトっていう道をしっかりいつも考えていました」  今回は1日2試合のワンデートーナメント。優勝するためには2試合を勝たなければいけないことをどう意識しているのか。  横山は「意識してない。自分は1試合1試合が大事だと思っているので、山本選手を倒すことだけを考えていました。勝った先に次の試合があるので、今は1試合1試合を大事に考えている」と、目の前の試合に集中。  山本は「1日2試合は初めてですが、自分は横山選手に勝って、その後決勝でどちらが上がってくるかはあまり考えていません。どっち勝ってきても絶対に気持ちで負けないし、気持ちで勝ってベルトを巻きます」と、同じく横山戦のことだけを考えているとする。  友尊も「自分もみんなと変わらないですね。トーナメントという意識よりもワンマッチを1日2試合やるって感じでいます」と、やはり目の前の試合に集中する。  1人だけ答えが違ったのは中島で「トーナメントは空手時代でいつもやっていたので不安はないです。しっかりと一人一人に勝つことが一番だと思っています」と、極真空手時代に多くのトーナメントを経験しているだけに、特別な気持ちはないとした。  その1日2試合に挑む“勝負メシ”は何か。横山は「肉でしょう、やっぱり肉でしょう。男は肉です」と肉食系男子ぶりを発揮。山本が「いつも鍋とか肉とかを食べていますが、今日はどうしようかなと思っているので、いいのがあったら教えて欲しい」と言うと、横山はすかさず「肉がいいです」と肉推し。  友尊は「この後まず食べるのは、この見た目でアレなんですけれどオムライス。これは必ず食べるやつで。夜は自分も肉です」とギャップのある答えで皆を笑わせた。  中島は「ここへ来る前に家で自分で鍋を仕込んできたので、自分で作った鍋を食べようと思います」と、几帳面な性格が見える答えをした。  そして、最後に改めて意気込みを聞かれた4人。横山は「試合が決まった8月からずっと王者になると言い続けてきて、やっとそれが明日叶うのでしっかり勝って、今からワクワクドキドキウキウキが止まらない。スーパー・フェザー級が一番面白かったと言われる大会にしたいので、この4選手は完璧に仕上げていると思うので、その中で自分が一番輝いて一番カッコいい男になりたいです」と試合が待ち遠しい様子。  山本は「たくさんのチャンスをいただいてきたのに、なかなか結果を残せず長々とやっています。やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くのは自分の自己満ですが、たくさん応援してくれる方、支えてくれる方々のおかげでリングに上がれているので、少しでも恩返しできればと思っています。最終的には自己満でベルトを巻きます」と恩返しをしたいとする。  友尊は「自分のためだけにベルトを獲りに来ているので、4人全員このトーナメントに懸けていてモチベーションも高くて仕上がっているので、その4人の中でベルトを争えるのは嬉しい。武者震いが止まらない。早く明日になって試合がしたいです」と、やはり試合が待ち遠しいとした。  そして中島も「一人一人が自分を持っていて、スーパー・フェザー級のトーナメントは誰が優勝するんだろうって自分でも思っています。自分が優勝するつもりですが、他の目線から見たら誰が優勝するか分からないトーナメントだと思うので、早く明日試合をしたいと思っています」と、自分自身も誰が優勝するか楽しみだと語った。
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