後一歩のところで王座を逃した青野。その課題を克服して、3度目の正直を狙う
DEEP JEWELSで活躍中の青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)より、『ゴング格闘技』Web読者に向けて新年の挨拶と今年の目標が届いた。
青野は日本大学レスリング部出身で、2013年東日本学生女子選手権48kg級優勝、2014年全日本社会人レスリング選手権大会48kg級優勝などの実績を持つ。2017年12月にDEEP JEWELSでプロデビューも、佐藤絵実に逆転一本負け。以降3連勝したが2019年3月にベテランの富松恵美に一本負け。その後は2連続一本勝ちを収めるも2019年12月、パク・シウにTKO負けを喫した。
再起戦でTKO勝ちすると、10月には前DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智とのタイトルマッチに挑んだが、3Rに逆転一本負けで王座奪取に失敗。アトム級GP 2021の1回戦では佐藤絵実にリベンジ、準決勝ではにっせーに腕十字で一本勝ちするも、決勝で大島沙緒里に判定で敗れて再び王座に手が届かなかった。
2022年は3月12日(土)東京竹芝・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 36~フライ級(56.7kg)GP 2022 1ST ROUND~』にて、4連勝中で勢いに乗るJKファイターの須田萌里(SCORPION GYM)を迎え撃つことが決まっている。
「明けましておめでとうございます! いつも応援ありがとうございます。一昨年、昨年と後一歩のところで悔しい思いをしてきたので、今年こそ皆さんと一緒に笑顔で1年を終えられるように頑張りますので今年も応援宜しくお願い致します」と、“今年こそ”とファンに誓う青野。
今年の目標には「RIZIN出場を目指すのはもちろんなのですが、出てしっかり結果を残せる強さをつけたいです。そしてそれ以上にDEEP JEWELSのタイトルに思い入れがあるので、アトム級のチャンピオンになります」と、ずっと目標にしてきているRIZIN参戦を実現させることと、3度目の正直でDEEP JEWELSのタイトルを奪取することを掲げた。
ファイターとしては「昨年まではあと一つというところまで行って、そこでチャンスを掴むことができなかったので、その一つを乗り越えられるようにしたいですし、そういう練習をすでに始めています。確実な強さを身につけ、今まで観てない景色を観に行きたいと思っています」と、壁を乗り越えることだとした。
そんな青野に格闘技以外のチャレンジややりたいことを聞くと「ヨガの資格を勉強しているので、2022年中に取りたいです! あとはポケモングッズを集めて部屋中ピカチュウにしたいです(笑)」と、ヨガのインストラクターの資格を得ることと大好きなピカチュウに囲まれて生活したいと話した。