極めの強さを誇る大島。2021年は大きな飛躍の年となった
RIZINとDEEP JEWELSで活躍中の大島沙緒里（AACC）より、『ゴング格闘技』Web読者に向けて新年の挨拶と今年の目標が届いた。
“さおりん”こと大島は、3歳から始めた柔道歴は21年を数え、2019年の全日本アマチュア修斗で圧倒的な強さで優勝。2020年1月には修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメントに抜擢され、一回戦でKO勝ち、5月の準決勝では元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部三奈相手に敗れはしたものの、新人離れした才能を発揮した。
（写真）大晦日でRENAに勝利したパク・シウを腕十字に極めている大島
2020年7月からは『DEEP JEWELS』に参戦。柔術出身のさくらとの寝技合戦をアームロックで制してさくらにプロ初黒星を付け、9月の『DEEP』ではしなしさとこが返上したDEEP女子ミクロ級王者決定戦をにっせーと争い、1R2分10秒、ハンマーロックによるTKO勝ちでプロわずか4戦目にして王座に就いた。
（写真）RIZIN初参戦では浅倉カンナからいきなり勝利を奪った
2020年12月はパク・シウに判定3-0で敗れるも、2021年3月に開幕した「アトム級GP2021」で富松恵美に45秒で一本勝ち、6月の準決勝ではパクに腕十字でリベンジし、決勝では青野ひかるを判定5-0で破って DEEP JEWELSアトム級王座を獲得。二冠王となった。そして10月の『RIZIN』に初参戦すると、浅倉カンナに判定2-1で勝利して周囲をあっと言わせた。
2022年は3月12日（土）東京竹芝・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 36～フライ級（56.7kg）GP 2022 1ST ROUND～』にて、HIME（毛利道場）と第一戦を行うことが決定している。
「新年あけましておめでとうございます。昨年は沢山応援して下さりありがとうございました。また今年も頑張りますので応援宜しくお願いします」と大島。
今年の目標には「アトム級、ミクロ級ベルトの防衛をする事が1番の目標です。またRIZINで呼んでもらえたらしっかり勝ちたいと思います」と、現在保持している二階級の王座を防衛することと、RIZIN再出撃があればそこでも勝ちたいとした。
ファイターとしては「去年は4戦全勝で終わる事ができました。今年も与えられた試合をしっかりものにして少しずつ上を目指したいと思います」と、着実に一歩ずつ進んで行きたいという。
そんな大島にプライベートでしたいことは何かと尋ねると、「子供（双子の母）が産まれてからずっと昔買った服で出かけたり、汚れてもいい服などで出かける事が多いので、子供たちも少しずつ大きくなっていますし、お洒落をしてみたいなと思っています」と、お洒落に気を使いたいと話した。
