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「もう待てない」──2021年12月、2人の王者の想いが交錯した。
12月23日、K-1史上初の三階級王者で現スーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、自身のSNSを更新。入場シーンの写真とともに「I can't wait.」とツイートした。
I can't wait. pic.twitter.com/Tlu8ue14hU
— 武尊 takeru (@takerusegawa) December 23, 2021
21日には、サウスポーに構える現KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者の松倉信太郎(TRY HARD GYM)を相手にマス・スパーリングを披露。「良い練習になる ありがとう!!」と書き込み、ミット打ちでは、左ミドルの連打、前手の左フックなどを打ち込む動画をアップ。「今日もやりきった。感謝!!」と大粒の汗をかいた写真とともにハードな練習をこなしていることを明かしていた。
それに呼応するかのように、翌22日にRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)がインスタグラムで「きっとサンタクロースってこんな気持ちなんだろうなぁ」と、試合会場で観客の声に応える自身の姿をアップ。何らかのクリスマスプレゼントを用意していることを示唆している。
互いの試合を生で観戦し、エールをかわした両者は、果たして、拳を交えるときが来るのか。
武尊は11日にも「年末まで一ヶ月も切って何も発表出来てないこの現状が期待してくれているみんなに本当に申し訳ないし、SNSで毎日たくさんの意見を貰うけど僕自身も悔しい気持ちしかない。その時が来たら必ず自分の口から正式発表します。もう少しだけ待っていてください。僕は戦えると信じています」と投稿している。
那須川は、大晦日さいたまスーパーアリーナでRIZINラストマッチを行う予定で、対戦相手はまだ発表されていない。キックボクシングのラストマッチは、2022年4月2日(土)のRISEで行うことが決定しており、その後はボクシングに転向することを表明しているが……。
🥊🔥🤝@bbseeksm pic.twitter.com/WlhH4ZScYo
— 武尊 takeru (@takerusegawa) December 21, 2021